桃色のソーダ水

この手が憶えている温もり。

君の肩抱いた感触 忘れられなくて

今日もまた、

眠れない夜。


これが恋でなければいいと願った。

君への想いが恋でなければ

僕は別の人愛して。

君に笑って。


缶の中

はじける泡の音数えながら

未来のこと考えるはずが

浮かぶのは君の顔。

温もり。

愛しい声。

僕が欲しがった言葉。


僕の存在理由がここにあればいいと思った。

僕の存在を認めてくれた君だから

僕は君を愛したのかもしれない。

僕を包んでくれた温もりだから

僕は君を愛したのかもしれない。

やっぱり

僕は君を愛している。


今日もまた

眠れない夜。




              ~桃色のソーダ水~


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