対
陽の光の下では
草花を愛し
友を愛し
親を愛し
貴方を愛する
どんなに傷つけられても
ただひたすら愛し続け
苦しみを消してあげたい
月の光の下では
闇夜を愛し
友を憎み
親を憎み
貴方を憎む
たとえ以前愛していても
ただひたすら憎しみ続け
愛しさを引き込ませない
2人の私が現れて
私を苦しめる
2人の私が入れ替わり
私の胸をしめつける
2人の私に対して
2人の貴方が姿を見せる
1人は私を憎み
1人は私を愛する
私の心とすれ違い
いつだって2人苦しみ続ける
~対~
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