願ってはいけない願い
ときどきだけど
君が欲しくなる。
独り占めしたくなる。
君が自分のものになったらと
そう何度願っただろう。
でもこれは叶ってはいけない。
『願い』であってはいけない悲しい気持ち。
君に甘えたくなるのは
君が本当に優しいからで
こんな僕にも笑顔をくれるし心配してくれるし
安っぽい言葉で片づけるのは好ましくないけれど
やっぱり君は優しい。
僕のことを気にかけてくれるのは
友達の1人だからだろうけど
もし
もしも
その肩書きがなくなってしまえば
君は僕を愛してくれるのだろうかと
少しだけ考える。
もしも
僕の気持ちが“恋かもしれない”と
そう気づいたなら
君はいつもと同じように抱きしめてくれるだろうか?
笑顔で
「僕もだよ」
と言ってくれるだろうか?
…………
悪ふざけでいい。
「愛してる」と言ってくれ。
~願ってはいけない願い~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます