流れ逝くもの

星は流れる

雲は流れる

水は流れる

時は流れる

全てが流れ逝く中

僕はついに足を止め 空を見上げた

後悔だらけの日々でさえ

規則正しく流れるというのに

僕はついに足を止め 空を見上げた


僕はただ 流れてゆくものたちを見届けて

僕もいつかは流れにのれるだろうか と

考えることしかできなかった。


何を悔やんでいたのかさえ 忘れてしまう毎日で

ついでに 何を望んでいたのかも忘れてしまい

幸せの形を見失い

喜びとは何なのかと悩み始め、繰り返す

僕はついに足を止め 空を見上げた




              ~流れ逝くもの~


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