指輪
光 あてて
意味もなく空にかざしてみる
僕の左手。
ずっと憧れてたピンクゴールド。
ちょっとねじれて
プラチナと合流。
ちっちゃな石もたくさん輝いている。
この場所に、
君の証が宿るのを
ずっとずっと待っていた。
だけど、今 僕は
こんなものなど必要ないと
そう感じる。
一緒に朝を迎えて、
別々の一日を過ごし、
また君は僕のもとへと戻ってくる。
それを繰り返すだけなのに、
僕は今までにない
安心感を覚えてる。
だから、
この左手の輝きはオマケ。
でも
取り上げられると焦っちゃう。
まだ うずうず 慣れないけれど、
左手の感覚が自然になるまで、
ずっと君といられますように。
~指輪~
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