僕の願い

神様どうか

この背中に たった一対

大きな空をかけ巡るための翼をください。



目の前に広がる景色は

草原や牧場や

まばらに建つ住宅で、

ちょっと視界を変えたところで、

所詮

ビルやなんかの

想像できる世界。


だけど 僕は見なければいけない。

全ての国を。

全ての人を。

全ての生を。

全てを見て 何かを思い、考え

僕が生きるために必要なものを

そうして得なければいけない。



だから

神様どうか

僕の背中に翼をください。




            ~僕の願い~


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