ラブリー・ビターズ - lovely bitters -

作者 小鳥遊 ちどり

20

8人が評価しました

★で称える

レビューを書く

ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう! 登録済の方はログインしてください。

★★★ Excellent!!!

――

スパッと気持ちよくまとまるのは、恋を扱った小説の王道パターンかもしれません。
でも、この物語は、「スパッと」をなかなか味わわせてくれません。…思うように動いていかない。相手の心も、自分自身の心も。
でも、きっとそれが本当の恋。時に苛立たしく、腹立たしく…でもそこがたまらなく愛おしい。
そんな恋を、リアルに描く物語です。

クールでドライ、文句なしにモテる同僚と、その彼に振り回されながらも、まっすぐ真剣に恋を見つめる主人公。その二人の対照的とも言える思いは、いつか、噛み合うのだろうか…?そんな思いを掻き立てられます。

物語は、これからまだ大きな山を抱えていそうな予感。それをこの二人がどう越え、どんな道を選ぶのか。これからの展開も、焦らずじっくり見守りたい。…そんな気持ちになる、素敵な作品です。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――


3/14 現時点での最新話『13. never ending puzzle and girls' talk』まで読みました。

天敵のような存在が、いつの間にか特別な人になってしまったら。
迷いながら自分の心を見つめる、主人公のハルちゃんがとても素敵です。
自分に仕事を押し付けて?くる佐伯くんに対する気持ちが、様々な出来事を通して少しずつ変わっていきます。
自分の気持ち、相手の気持ちにも悩んだり迷いながら働く様子。
その時々の彼女の微妙な気持ちの揺れが、丁寧に描かれていて共感できます。
また、佐伯くん視点のお話も挟みながら物語が進んでいて、彼の性格や心情も掴みやすくなっています。
この工夫は、キャラクターや物語を理解するのにとてもいいと思いました。
オフィスや、仕事帰りに寄るお店。
すっきりとして無駄のない、スタイリッシュな描写が本当に素敵です。
テンポのいい展開で、先へ先へと引っ張られました。
人の心を強く惹きつけるもののある、魅力的な作品です。
ぜひ読んでみてくださいね!

★★★ Excellent!!!

――

有能な父親のコネで入社してきた、帰国子女のイケメン君。
女子社員は彼の姿を見るだけで色めき立つけれど、彼はなぜか自分には挑発的で、嫌がらせのような量の仕事を押しつけてくる。

よく、「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」だ、って言いますけれど、主人公の春希ちゃんも、この佐伯Jr.に対しては「嫌い」ではあっても「無関心」ではなかった様子。

だから可能性はあったのです。
「嫌い」が「好き」に変わる可能性が──。

Chapter2までの感想になりますが、薄っぺらい、へらっとした笑顔の裏で何を考えているのかわからない佐伯君に、春希ちゃんはぶんぶんと振り回されてしまっています。
そんな春希ちゃんを見守る同期の航平君の本心も気になるところ。
そして肝心の佐伯君は、彼女へのいびつで複雑な気持ちを持て余している様子。

スタイリッシュでちょっと(かなり?)やきもきしてしまうオフィスラブ、あなたもドラマを観るような感覚で楽しんでみませんか?