第31話 テコ入れ水着温泉ツアー

「やったぜ31話!じゃなーーーーい」

「うるせーなぁ」

 突然朝から叫ぶ男、聞く男たち

「流石にもう20話を超えるとマンネリ感が出てきた気がする記念!

旅行に行きます」

「なんだ一緒に旅行に行きたかったのか」

「しかしただの旅行ではだめだ!テコ入れを行う!!」

 

「どうもテコ入れ博士 テコ 入れっ太郎です」

 テコ入れとは 話が同じ感じに連続になるった時刺激つまり新しい展開を入れるや皆が喜ぶ展開を入れることである

「ジャンプでも最初は冒険物、探検物だった作品が人気が出なかったりしたときバトル展開やバトルマンガになったりする、ここテストにでます」


「というわけで水着回と温泉回どっちがいい?」

「確かに定番だけど…」

「よし両方にするか」

「えっ!」


「えー本日はおひがらもよく…」

 場面は変わりここはバスの中

チュウさんがどこからともなく借りてきたのだが本日のお客さまは全5名

つまりはバカ問御一行様だけという訳だ。

それもそのはず

「どこがおひがらもよくなんですかそと大雨なんですよ」

 エビフライさんが持っていたラジオをつける

『本日上陸した台風1024号は東京直撃という最悪のコースを…』

「だってさ」

「しかもこの恰好!」

「ん?恰好がどうした」

 そう実は今全員水着姿だったりする

「言ったろテコ入れだって、でテコ入れといえば」

「海と温泉」

「そうヨメイド正解えらいっ!」

「こんな日に海に行くのは自殺同然だぞ」

「というかそのテコ入れはアニメとかマンガようでうちらみたいな紙媒体じゃなんの意味もないんじゃ…挿絵もないし」

「もういいんだよ、さて左手にありますのは」

 強引に元の話題にもどす、ちなみにバスガイドがいないのは予算節約だとか

「左手ですとか言わないだろうな」

「というか雨がすごくて見えないし」

「本当にダイジョブなのか」

「大丈夫だ!元天才塾運転コースのバスの運転手を信じろ」

「そんなピンポイントな」

 ナナシはあきれながらもこの旅の無事を祈っていた、ただバスのバックミラーにかけられたお守りが安産だと気がついたときとりあえず寝ることにしたという

「さぁーて右手に見えますのは…なんだっけ」



「海だー」

「わーい帰りたい」

 なんとか無事に目的地のマッチョオーレ海岸にやってきたが

人は一人もおらずおまけに海の家は暴風で壊れ見るも無残な姿となっていた

「おっいい波が」

「うわーたかーい(棒)」

「みろいろいろ打ち上げられてる」

「うわーみたこともない魚が(棒)」

「おいお前らどうしたんだ、ヨメイドを見ろ、砂で六本木ヒルズを作っているんだぞ」

「すっごーい(棒)」

 テンションもツッコミも上がらないできないやりたくない

「これじゃテコ入れにならないな」

「もういいですよ帰りましょう」

「いやなんかオチが欲しいな」

「じゃあれでどうです?」

 ヨメイドが指さす先には机があり上にはボタンがあった

「これは」

「押すと爆発するという」

「押すか」

 決断がはやい

ぽちっとな




で、

「まさか新世界の扉が開くとはな」

「で世界救ったら今度は宇宙で」

「チュウさんが規模がデカすぎて手に負えないって奥義で夢オチにしちゃったんですよね」

「まぁよかったんじゃないですか」

 そう話すみんなの周りにはなにもなかった

「まさか家が台風で全壊してるというのは予想外でしたけど」

「どうするんだよこれ」

「チュウさんが次の話までにはなんとかするって」

「次回に投げるのか…」

                    まだまだ続く、よろしくね

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