第20話 過去から未来から
「えー今日家に私のお友達が来ます」
「またか、最近多ない?」
「それはいろいろ試してるんだよ連載はじまったばっかりだからさ」
ピンポーン なんか最近この文字ばっかり書いてる気がする
「来た来た、紹介しよう」
がちゃ
「竹すぎ君だ」
特徴のない男、小説でそう書くのはダメかもしれないが本当になにもない男。そんな奴が入ってきた
「どーも」
「彼とはながーーい付き合いになる」
「そーすねぇ」
「で、今回のやっかいごとはなんだ?」
「「え?」」
そう新キャラやゲストキャラが来る時はいつもそう厄介ごとがセットでついてくるのだ
「実は兄さんがかえってくるんだ未来から」
「あのバカ兄貴がかっ!俺あったことないんだよなぁ」
「いやまず未来ってどういうことだよ」
「兄さんは未来に商いに行っているんだ」
話を整理すると彼の兄の名前は梅しゅすぎといい、チュウが開発した
タイムマシーンで未来に商売に行ったらしい。売っているものは彼自身が開発した妙なものらしい
「それでここに来たのはチュウ、お前のことらしいんだ?」
「?なぜだ」
「お前は俺の旧友だが親友でもある、それがどんな奴か見たくなったらしいんだ」
「あいかわらずの弟バカっぷりだねぇ、いつも遊んでいるときにメールやら電話かけてきてたよな。そっか、そういえばタイムマシンもお前経由だったから俺実際にはあえてないんだよな」
「もうそろそろ帰ってくる時間だ」
「そういえばタイムマシン確か客船タイプの超巨大なやつだったよなどこに置いとくつも「ドガーーーーーーーん」」
突然の爆発音と破壊音
「いやな予感、2階か」
2階
「こりゃ派手にやられたなぁ」
「で、肝心の梅しゅすぎは」
「というかここ俺の部屋じゃ・・・」
すると船先端に人影が現れる
「久しい空気じゃ!!!私はかえってきたぞ」
マントをひっさげ、片手に銃を持ちまるで海賊のような男が現れた
「兄さん、なぜそのような恰好を・・・」
「おおお」
そういうまもなく梅しゅすぎは船から飛び降り竹すぎのもとへと、そして抱きついた
「会いたかったぞ竹すぎ~うぉぉぉ」
そして泣き出す
「暑苦しい男」
ナナシが静かに言う
「で、兄さんその恰好の意味は」
「ああ、お前の友達に会うんだ、舐められないようにしなくてはと思ってな、適当に見繕えたのだ!どーだ似合ってるだろ」
「ええまあ」
「でその戦田ヶ原(せんだがはら)チュウとやらはどこにいるんだ」
「戦田ヶ原(せんだがはら)じゃなくて”せきだがはら”と読むんです、それならそこに」
指さす先に奴はいた
「じ~こいつが」
「どーも初めまして」
「不合格だな、こんな奴に竹すぎは守れん」
「は?」 固まる一同
「もっとむきむきマッチョメンな奴かと思っていたらぜ~ぜん違うひょろひょろひょろ男ではないか、竹すぎ帰るぞ、あとこいつのことは忘れろいいな」
「嫌です」
「なに?」
「兄さんに弟の友達を否定する権利はないと思います」
すると梅しゅすぎは深く息を吸い深いため息をついた
「そうかこの男、いやこいつらにかかわったせいで竹すぎは変わって」
空を切る音 それはビンタ
竹すぎが梅しゅすぎを叩いたのだ
「変わってしまったのは兄さんです」
「いいや違う、なら試してやるよおい!」
「やっと蚊帳の外から解放されたか、でなんだバカ兄貴」
「貴様長いこと竹すぎの友達をやってきたらしいじゃないか、それを証明してもらう!発明NO.585 ウルトラバキューム君」
そういうと梅しゅすぎはポケットから自爆バタンのようなボタンを取り出し、押した
すると船から掃除機の先端のようなものが出現し、吸い込み始めた
「いまから貴様らにはミッションを与えるそれをクリアーして来い!」
「上等だやってやるぜ」
「ってなんで俺たちも~」
バカやナナシ、エビフライさんも巻き込まれる
そして・・・・・・
「なんで砂漠なんじゃーーーーー」
砂漠にいた。
つづく&新シリーズスタート
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます