第490話自分自身の変化と自覚
この世に生まれ、成長し、様々経験し、身体の様子も変化しつつ、いつかは死ぬのが、生き物である人間の定め。
それを止めたいと思うから、苦しみが生じる。
歳を取れば、足腰も弱くなり、坂道をのぼる、階段をのぼるのにも苦労する。
つくづく歳は取りたくないと思っても、歳は逃げてはくれない。
そんなことは当たり前と思えば、ひとます「歳を取りたくない」という煩悩の「余計な」苦しみが一つ消える。
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