イケメン小説家が男装家出少女を保護しました。

作者 氷川マサト

27

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★★★ Excellent!!!

年齢相応に気持ちが成長しきれていない男性の方に感情移入してしまいますが、しっかり成長することができたかつての教え子が、今彼に恋してる女の子に過去の自分を重ねているように応援して、彼の壁をブチ壊してくれたことに爽快感を感じたり

面倒くさい男の殻というか壁というか、それを破るにはかつての彼女では経験値が足りなすぎて
彼女もその壁をブチ壊して、ひとつ人生に区切りをつけられたのかな

★★★ Excellent!!!

張りつめていた弦が切れてしまった少女が家出した。
頼ったのは、小説投稿サイトで交流のあったプロ作家の男性。
ネットではお互い触れずにいられた部分が、リアルでは見過ごせなくてぶつかる二人。
そこにとある女性が現れたことがきっかけで、彼と彼女は見せられなかった心の奥を少しずつ開いていきます。

リアルな出会いはたったの二泊三日ですが、小説という自分の内面を抉り出すものを通してお互いに感じるものがあったのだと思います。
また、様々な困難や苦しみを予め回避しようとする大人のずるさが、純粋でまっすぐな少女の心に触れて少しずつ溶けていったのだと思います。
そういう部分が、カクヨムで活動する大人の自分には共感できるストーリーでした。

★★★ Excellent!!!

オンライン上だけの繋がりの筈だった。
心地好くはあっても、嘘と虚構の上に成り立っている関係だと割り切れている筈だった。

だけど、一線を越えてしまったら?

現実は、素っ気なくて、もどかしくて、切なくて……
それなのに、心は一点を目指してゆく。

実際には有り得ないけど。
あったら怖いけど。
……あったら、好いなあ……

ちなみに、このふたりの後日譚が『スイートクリスマス詰め合わせ』で語られています。
玲韻ちゃんの本名も見れますよ♡