ケチャップの缶詰

作者 小鳥遊 ちより

102

38人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

描写力が秀逸ですね。グルメでない私ですら微妙な違いが瞼に浮かびます。
これまで「飯テロ」って言葉の意味が分からず敬遠してたんですが、こういう作品を指すんですね。
最後のオチも洒落てます。
他の「飯テロ」作品も読んでみる気になりました。
星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

★★ Very Good!!

それはオムライス。
ケチャップで味付けされたチキンライス、これは分かる。子供心にも大好きだったから、むしろそれだけでも良かったと言って過言ではない。

しかし、それをあえて薄い玉子焼き? で包む意味が、当時から今でも分からない。

作中にも出てくる、流行りのレストランで作られるような卵がトローッととろける仕様のオムライスならまだ分からないでもない。
しかし家庭で作るオムライスにそんな高等テクなど使われているはずもなく、薄い玉子焼き? が巻かれていたのだ。そしてそれに、わざわざケチャップを垂らして食べるのだ。チキンライスでふんだんに使われていると言うのに!

……それでも響さんは、そんなオムライスが大好きです。

この作品は、どこかそんな幼い頃の疑問を呼び起こす、少しノスタルジックな作品です!

★★★ Excellent!!!

いいんです、奇をてらわなくても。
やっぱり基本に忠実なものが一番うまい。
やっぱり食べたくなるのはあの味。
オムライスはまさにその代表格。それを短編というフライパンに載せて上手に調理したのがこの作品!
ちょっと魅力的な登場人物がスパイスになって、その美味しさも倍増です。たぶん皆さんの頭の中にも、それぞれの『あの』オムライスが、赤と黄色の色も鮮やかによみがえるはず!

★★★ Excellent!!!

食べると言うことは、生まれた時から行って来た行為であり、しばしばその人のルーツになる思い出とつながっている。

食の好みは、生きて行く中で形成されていくものだと私は思っているのだが、この作品は食のルーツと好みが重層的に絡み合って主人公の心を動かす様が見事である。
卵の半熟なところが絡んだケチャップライスのような味わいの作品だった。
オムライスの描写も見事で、久しぶりに食べたくなった。
ごちそうさまです。

★★★ Excellent!!!


オムライスの理想を語るお話。

オムライスの描写もさることながら、それについて語る彼女と僕のやりとりに、心がほんわかしました。好きな人と好きな食べ物について語り合う、という事が、幸せの理想形ではないでしょうか。

登場人物の詳細はなく、ごく短いお話なのですが、ラストには物語の奥行きを感じました。好きな人とオムライスを食べたくなる、素敵なお話です。

★★ Very Good!!

〝おや、これは食欲を誘うための話なのかな?〟そう思ってしまうほど、オムライスをイメージできる彼女の説明。
思わず、オムライスが食べたくなります(笑)
しかし、物語の中身は単なる飲食モノの話ではなく、甘く仕上げられたしっかりとしたショートストーリーでした。
登場人物二人のこれからの行方へを応援したくなる物語です。

★★★ Excellent!!!

まだ作ってもいないのに、「こんなのが食べたい」という台詞だけで頭の中で出来上がってしまった、美味しそうなオムライス。ついさっきお昼を食べたばかりなのに、お腹がすいてきました。
二人の関係だけでなく、さりげなく触れられている主人公の過去を含め、色々と想像が膨らむ短編でした。

★★★ Excellent!!!

ふわっふわのオムレツが乗ったのも、玉子のクロスがかかったのも、どちらもいいっ(^^)

今言えることは、ただ一つ。

こんな時間なのに無性に食べたくなった私は、間違いなくオムライス・テロにやられちゃったということ!!


*追伸*
美味しいのはオムライスだけじゃありません!二人の恋も是非是非追ってみて下さい(*^^*)

★★★ Excellent!!!

料理ができる男とそれを楽しみに待つ女の話です。

オムライス、最近のは半熟のが主流になっていますよね!

親子丼みたいなオムライスもいいですが、昔ながらのザ・オムライスもいいですよね!

最後のオチの一言もグッドです!

次の話にも期待して、星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

アレルギーや極度に嫌いな食材でない限り、きっと誰もが食べたことがあるはず。

お母さんや大切な人に作ってもらったり。
洋食屋で食べたり。
大好物だと言ってくれる人に作ってあげたり。

きっとこの食べ物とこの作品には人を幸せにする隠し味が入ってる。

今風派もオーソドックス派も皆さん読んでみてください。美味しいですよ。
空きっ腹にはキケンかも。
夜中もキケンかも。

★★★ Excellent!!!

誰にも自分なりのイメージがあるオムライス。
家庭の味でもあり、洋食屋の味でもあるオムライス。
そんな親しみのあるオムライスについて会話をするカップルのお話です。

自分が食べたいオムライスについて語りながら目を輝かかせる彼女。
それを聞きながら、幼い頃に食べていたオムライスを思い出す彼。
目の前にそのオムライスがなくても、彼女の、彼の、そして読み手のイメージするオムライスはきっと同じオムライス。
懐かしくって温かい、アーモンド形の色鮮やかなオムライスが無性に食べたくなってきます。

作中の彼は、そんなオムライスを思い出したことをきっかけに、一歩前に進み出す決心をしたようです。
微笑ましい二人のやりとりも、オムライスのイメージと共にお楽しみください(^^)

★★★ Excellent!!!

可愛くて、美味しいお話でした。
自分好みのオムライスのことを一生懸命に説明する女。それを聞きながら、懐かしい子供時代を思い出す男。真ん中には、ふわふわと描かれる熱々のオムライス(想像図)。
そんな暖かくて美味しい情景が目に浮かぶ、幸せの詰まった作品です。この寒い季節に、まさにぴったり!オススメです。


「マイ・スウィート・ナイト」、「ナポリタン・チョコレイト」の続きも、ちらりと見えるような…?(笑)

★★★ Excellent!!!

プロの味だなぁ
私の母が作るのは薄焼き卵(しっかり火が通ったの)で包むタイプでした

ああ、序盤で説明されたタイプ、主人公が食べたいと言うタイプとあわせてみっつ食べ比べてみたい

あ、もし少しだけまとまった時間があるなら、作者さまの作品みんな短篇ですから登録順に続けて読むのをお薦めしますよ
何故かは……ナイショ