渡されたモノ


八月七日

 どうしてもエネルギー保存則によって限界が生じる。

 やはり完全不死など不可能なのだろうか。


八月八日

 今日もあの人が来たらしい。

 どうやらDURLの連中ではないようだが、怪しい。

 渡された物は明日検査しよう。


八月九日

 凄い、これは正しく賢者の石だ!

 物理保存則をまさかこのように回避するとは!

 これがあれば(以下保存状態が悪く解読不能)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る