変身ヒーローの掟

作者 板野かも

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★★ Very Good!!

原作ありきではありますが、好きな人には「わかる」ってなるネタをタダ適当に散りばめるのではなく
それぞれのテーマに沿って短編の物語にまとまっていて、なおかつ、テンポよくスラスラ読めるので、多少キャラにイラッとする部分も気になりません

中途半端な知識だと不評を買うパロディですが、しっかりと愛を感じる仕上がりで満足です
強いて言えばキャラがヒーロー然としていないのが残念だったかな……

★★★ Excellent!!!

幼い頃はベルトをつければ強くなれると信じ、屋根から飛び降りて盛大にけがをしていた少年も、大人になればお財布と次々に繰り出される販促攻撃に苦慮しながらもグッズを買う。
もしくは「ああいう番組も見たよなあ」と未だにはまっている大人を冷めた目で見るようになる。これはそうした財団Bに魂を売る一歩手前でふみただ待った大人たちの心の奇跡である。

「そう書いてね」と、ウルトラファイトで現実を知った主人が申しておりました。

★★★ Excellent!!!

 すごく小さいころは、すっかり信じていました。

 すこし大きくなってからは、おかしいなと思いつつも、喜んで観ていました。

 そして大人になってからは、楽しみながら突っ込んでいました。


 でも、「それが鏡の中の世界だからと全員左手に武器を持って演じていた」とか聞かされると、ああ、作っている人たちも、真剣なんだなと感心してしまいます。

 そういった特撮愛に満ちた作品。

 分からないひとは、まったく面白くないけど、分かる一部の人には必笑ものの内容。

 それが一部の人にしか分からないネタだけに、分かったときの笑撃は大きい。

 今作品を楽しむために、平成ライダーシリーズを一通り視聴することをお勧めする。

★★★ Excellent!!!

平成ライダーが好きな人なら絶対に楽しめる作品です。どのエピソードでも、ライダーの主人公の名前を微妙にもじったキャラクターが出てくるのですが、ライダーを見ていた人なら、何のことを言っているのかわかります。
変身シーンを待ってもらえずに打たれてしまったり、武器の使い方が最後までわからないままだったり、本物よりも間抜けなライダーたちの戦いが、笑いをさそいます。何より、仮面ライダーが好きな作者さんなのが伝わってきます!

★★★ Excellent!!!

 変身シーン、新アイテム、最強フォーム……半世紀近くに渡り、視聴者から突っ込まれ続けてきた様々な描写に対し、実際の変身ヒーローも「変身シーンの描写なし」「新アイテムへの戸惑い」「最強フォームのデメリット」など様々な形で納得いく回答を送り出し、視聴者を唸らせ続けてきました。
 ですが、それでもなおまだ納得いく回答が無い――いわゆる「大人の事情」と呼ばれる疑問は幾多もあるもの。そんな様々なお約束に対し、文字通り手術のメスを入れたのがこの作品です。

 どこかで聞いたような聞かなかったような主人公たちが、淡々とした文章の中でお約束が通用しない世界に巻き込まれていく……残酷なようですが、ある意味これもまたヒーローの抱えている側面なのかもしれないですね……。

★★★ Excellent!!!

 『漫画の王』。子供向けの偉人知育教育まんが日本史の書籍にも入っている、偉大な漫画家が生み出したヒーローは、毎年新たなキャラクターが何人も生まれ、様々な変身形態を派生しています。

 歌舞伎の大見えの流れを汲む変身ポーズ。
 ちびっ子のみならず『おおきいおともだち』に対して日本経済をぐるぐる回す、通称『財団B』が売り出す関連グッズ。
 そして、ヒーローならではのあるある。

 これらに敢然と立ち向かうのが本作の主人公たち。
 彼らの向かう先には何があるのか――――更新が楽しみです。
 (……来年で平成シリーズ終わりかあ(-_-).。o○0〇