第51話「蟹と冤罪」

【ほーっほっほっほっ!!! これがわたくしの実力ですわぁ!!】

【え~担当官殿。さっそく間者を警務局に引き渡して頂きたいのですが】


【なぁにぃを言っているのかしら? わたくしの手柄ですわよ? わたくしが戦力を貸せと言った時には無視した癖に手柄だけ持っていこうと言うのかしら?】


【ぐ……ですが、この一件は我が警務局の】


【黙らっしゃい!? わたくしが捕まえたのですから、この男の身柄は海軍局警務課のものですわ!! わたくし達がしっかりと取り調べた後!! あなた方、警務局にも情報を入れて差し上げますわよ!!!】


【うぐ……この大事な時に……後悔しますよ!! ベラリオーネ・シーレーン!!?】


【ほぉーっほっほっほっ!! 後悔なさるのはどちらかしら? あの怪しげな一団がもしも国境警備を突破してきたとすれば、それこそ現在国境警護を行っている警務局の怠慢ですわよ? 殆どの人材を全て今回の決戦に注ぎ込んでいる今!! このような失態が明るみとなれば、それこそどうなるのかしら?】


【―――分かりました。今回は譲りましょう。ですが、情報は早めに上げて下さい!!】


【分かりました。あなた達があの連中を捕まえる前までには必ず】

【それでは失礼します。お父様にどうぞよろしくお伝え下さい。では、これで】

【……フン!! 一昨日来やがれ、ですわ!!】


 痛みが無い、という事を確認出来るくらいには余裕が出ていた。

 意識が戻ってまだ数分。

 それにしても傷はもう塞がったらしい。


 激痛でのた打ち回って意識を失ったという事実が未だ脳裏に嫌な感触を残していたが、それでも銃撃された当初よりもかなりマシとなった。


 深呼吸したいところだったが、寝かされている寝台は硬く。

 胸が大きく上下すれば、すぐバレるだろう。


【それにしても……足を撃ち抜いたと思ったのですが、傷が無いですわね? ん~~でも、服には血も痕も……傷の治りが早いのかしら? いや、それにしても変ですわね。掠っただけだったのかしら?】


 滅茶苦茶怪しまれている。

 しょうがないとはいえ。

 それでも初っ端から死んでも生き返る身体ですとかバレたくはない。


 拷問しても死なないなら、幾らでもしていいよね~とかやられた日には精神が死ぬ。


【とりあえず、様態は安定しているようですし、起こしてみましょうか】


 フッと耳元に息が吹き掛けられる。

 ゾワッと背筋に鳥肌が立ったものの。

 何とか我慢して無反応を装う。


【ふむ……じゃあ、これを……】


 首筋にタラリと冷たい液体が僅かに零された。

 反射的に身体が反応してしまう。

 僅かな動きだったが、確実にバレたと見るべきか。


【あら? もしかして、起きてるのかしら?】


「………」


【もし起きてたら、目を開けて下さいまし。わたくしも無駄に人の身体を欠けさせたくはありません】


 仕方なく目を開ける事とする。

 すると、すぐに相手と目が合った。


「おはようございます。いえ、こんにちわと言うべきかしら。何処かの誰かさん」


 薄い微笑で待っていたのは長い金髪を左に巻き毛とした褐色の肌をした少女だった。


 二重瞼に長い睫。


 鼻梁の整い方もかなり良い方でフラムと良い勝負が出来そうな容姿と見える。


 チャームポイントは髪に差し込まれた巻貝の形を模した銀の簪のようなものだろうか。


 蒼色のポケットが多い制服姿。

 たぶんは軍服の一種。

 その胸には金糸で鯨が刺繍されていた。


「こんにちわ。で、此処は何処か聞いてもいいか?」

「此処は魚醤連合首都ショッツ・ルーですわ」


 17から19歳くらい。

 背丈が180近いだろうグラマラスなボディーに思わず驚く。


 後ろに下がった彼女が閉められていた窓際のカーテンを引くと燦々とした太陽が差し込んでくる。


 そうすると室内がどうやら医務室らしい事が分かった。


 薬品の小瓶が入った棚に包帯や注射と医療器具が入ったトレイ一式が横に置かれている。


 起き上がろうとすると後ろ手に指が動かない。

 指錠のようなものか。

 硬い感触から、まともに逃げ出すのは無理だろう。


(窓の外は……港湾施設じゃないな……街中? いや、壁が見えるし、軍事施設か)


「正確には軍務局警務課がある場所ですけれど」

「……ちなみにあの山の奥から運ばれてきたって事か?」

「ええ、一人逃げ遅れたあなたを此処まで運んできたのです」

「そうか……」


「それにしても薄情なお仲間ですわねぇ。あなたの事を見捨てて、スタコラサッサですわよ?」


「そうなのか?」


「ええ、そうですわぁ。あんな薄情な連中の事を今更気に掛ける必要もないでしょう。もし、あなたの知っている事を教えて下さるならば、命と身の安全は保障しますわよ?」


 ニコリとした笑みはかなり信用出来ない。

 サクッと人の指とか詰めそうだった言動とは裏腹なのだから、当たり前だろう。


「……カレー帝国の依頼だ」

「帝国の?」

「ああ、金で雇われて、現在の状況を調べて来いって話になってる」

「嘘、ですわね」


 怪しいと言いたげに女がジィ~っと見つめて来る。


「そんな事言われても……」

「今、カレー帝国が我が国を秘密裏に調べる必要がありまして?」

「戦争中だと聞いたぞ。そういう国の内情とか調べるんじゃないのか?」


「別に帝国と我が国は友好関係ではありませんが、仲が悪いというわけでもない。いえ、どちらかと言えば、同じ共和国という敵がいると考えても良い状態ですわ。わざわざ、外交問題になりそうな案件を調べさせるというのも変でしょう?」


 確かにその通りだ。

 嘘なのだから、勿論のようにこう返されるのは分かっていた。


「この話が嘘だとしたら、オレがどうなるのか聞いてもいいか?」


「最高で死刑ですわね。我が国の法規に照らせば。まぁ、もしかした交渉材料になるかもしれませんし、程々に拷問した後、共和国に引き渡すという事も考えられますが」


「じゃあ、言ってる事が事実だとしたら?」

「それを確かめる為に拷問されますわね」

「どっちにしろ拷問されるのかよ……」


 ゲッソリした気分となる。


「まぁ、わたくし血生臭いのは好きではありませんし、こっちの拷問ですけれど」


 少女というか。

 彼女がスッと寝台横の銀色の台を指差した。


 その上には何やら小瓶の中に赤と白の繊維が絡まる細長い何かが複数入っている。


「それは?」

「ふふふ、知らないでしょうけれど、これは……蟹、ですわ!!!?」


 クワッと美女の瞳が大きく開かれる。


「か、蟹(棒)?!!」


 明らかに食料で拷問。

 しかし、その道は既に食パンとトーストの試練で経験済みである。


「知っていますか? 蟹と海老という生物は一際強い耐性が無いと肌に触れただけで怖ろしい事になる食物なのです……その反応の大きさから我が国でも食べられるのは少数派……如何ですか?」


「出来れば、普通にカレーで試して欲しいんだが……」


「だって、それでは拷問になりませんわ。最初からそういう耐性がある人間を選んで使っているかもしれませんもの」


「仰る通りで……」

「もしも、本当の事を言うのならば、勘弁してあげてもよろしくってよ?」


 ニコリと彼女が微笑む。


「せめて、カレーに」

「では、まず液体で始めましょう」


 笑みはそのままに小瓶の中に満たされた液体が横に置かれていたスポイトで吸い上げられた。


「顎に塗ってさしあげますわぁ♪」


 ピチョンと容赦なくスポイトから液体が垂らされ、指で塗り塗りされた。


「これであなたも多少は……って、アラ?」


 何も起こらない。

 というか、そもそも蟹汁を塗られて死ぬような人間ではない。


 昔、母がよくテレビの旅番組を死ぬ程げっそりして見ていた事があるのだが、後々考えてみれば、甲殻類にかなりのアレルギーがあったからだ。


 しかし、そういう体質を受け継がなかった手前。


 蟹汁はしっかり食べた事があるし、それを見て複雑ながらも嬉しそうな表情を浮かべてもらえた事があったのは良い想い出だ。


「まさか、高耐性者?」

「さぁ?」


「く、まさか共和国の手先に蟹耐性のある者がいるなんて!! そんなの裏切りですわ!! 海の自由を脅かす共和国に着く輩なんて海の民ではありません!!」


 何やらかなり機嫌を損ねたらしい。

 ムッとした様子となった彼女が棚から小瓶を幾つか持って来る。


「ふ、ふふ……わたくしは裏切り者を許しません。海産物への耐性がある血筋ならば、今すぐに共和国への肩入れをお止めなさい!! そうでなければ……地獄を見ますわよ?」


「いや、だから、カレー帝―――」

「この!! 絶対吐かせてみせますわ!! KOMEの耐性は無いでしょう!!」


 今度はどうやら米粉らしい。


 小瓶内部に他の小瓶から液体が注がれ、ある程度混ざったドロリとした白い液体が小さなスプーンで掬われて目の前に差し出される。


「わたくしもこんな拷問したくはありませんが、あなたが悪いのですわ?! さぁ、お吐きなさい!! 共和国の手先なのでしょう!! 何を調べに来たのですか!?」


 ズイッとスプーンが震えながら差し出される。

 美少女というにはお姉さん的な彼女が額に汗を浮かべて本気の視線で睨んで来る。


「ほ、本当にカレー帝―――」

「このぉおお!!?」


 首筋にビチャリとスプーンが擦り付けられた。

 それを持つ手は確実に震えている。


「あ、あなたが悪いのですわ!!? さぁ!! 死にたくなければ、真実をお言いなさ―――」

「カレー帝国だって、本当に」

「?!!?」


 どうやら、酷く驚いているらしい。

 少なくともこれでKOME耐性があるのは確実という事になる。


「まさか!? ごはん公国の者ですの?!」

「え、いや、だから、カ―――」


「どういう事?! 公国は共和国と未だに戦争中なのでしょう!! ならば、どうしてわたくし達の提案を断っておきながら、こんな風に調べようと!?」


 かなりヒートアップしたらしい彼女が唇を噛み締める。


「もしかして、羅丈? それならば、説明は……どんな拷問に掛けられようと絶対に口を割らないとの噂。どうやら、本当のようですわね……」


 何やら一人で納得した様子で小さな布巾で喉元が拭われた。


「あなた方が一体、どうして我が方を調べようとしているのか知りませんが、我が国は決して共和国には負けない!! 必ず、あの自由の敵を討ち果たし!! 海を開放してみせますわ!!」


 憮然としながらも燃えるような瞳の耀き。

 それは確かに彼女の信念のようなものに違いなかった。


 思い切り誤解されているのは確実だったが、拷問されては敵わないので黙っておく。


 何と言うか。

 おほほ笑い。

 もとい哄笑美女は負けん気が強いらしい。


 このままではまた何かしら死人見たり、銃で撃たれたり、拷問されたりと面倒事になるかもしれない。


 精神衛生上。


 見知らぬ他人とはいっても、同じ人間が死ぬ瞬間なんて見たくはないし、痛いのは断固拒否したい。


 フラムが迎えに来てくれるのが一番良いが、死人が増し増しになる可能性もあるので一概にそれでいいと肯定的にもなれないのだ。


 複雑な内心とは裏腹なグゥ~~と気の抜けるような音が室内に木霊する。


「?!」


 思わず腹部を押さえてから、こちらを見てハッとした様子になる美女がジロリと睨む。


「何も聞かなかった? いいかしら?」

「……はぃ」


 眼光に負けて視線を逸らす。

 世の中、聞かなかった方が良い事なんて五万とあるのだから、これも処世術だろう。


 さて、これから今度は何をされるのだろうかと内心で身構えつつ、居心地の悪い台の上で身動ぎした時だった。


 バンッと扉が開く。


「ねーさん!! 共和国のスパイ捕まえたんだって!! オレにも見せてくれよ!!?」


 何やら目をキラキラさせた身長160台後半くらいの少年が目を耀かせてやってきた。


 ヤンチャ坊主という言葉をそのまま具現したら、そんな相手になるかもしれない。

 気の強そうな太目の眉にまぁまぁ整った顔立ち。

 笑みを浮かべた顔は好奇心に耀き。

 それを象徴するかのようにショートの金髪が妙に頭のあちこちから跳ねている。


 晴れやかな印象を相手に与える柔和な顔の彼はしかし姉と呼んだ相手とは違い肌が白かった。


「ベルグ!! 此処はあなたの遊び場じゃないのよ!! さっさと寄宿舎にお帰りなさい!! 士官候補生が規律を乱してどうするのかしら?!」


「え~いいじゃん。かたい事言うなよ~。どうせ、ねーさんの手柄になんかならないんだし」


「お、怒りますわよ!?」


 ムッとした様子で少年を美女が睨む。


「あのニムソンって上司に持ってかれる前に少し見せてくれるだけでいいからさ~」

「あ、ちょ、勝手に入って来な―――」

「へ~これが共和国のスパイか~」


 たぶんは13か4くらいの年齢。


 興味津々な様子でこちらを観察する瞳はまるで動物園の動物を見ているのと大差ないように思えた。


「初めまして」

「おお、あいさつしたよ!! あいさつ!!」


「いいから、帰りなさい!! わたくしは今、この共和国……いえ、公国の間者を拷問している最中なのですから!!」


「ゴウモン?! いいなぁ!! オレにもやらせてよ。あ、これ付ければいいの?」


 複数出されていた小瓶を一つサッと手にした少年。


 ベルグと呼ばれた彼の指が姉の止める間も無く小瓶をツルリと取り落として、地面にぶちまけた。


 瞬間、フワッと白い粉が周囲に広がる。


「?!?!」

「ちょ、ベルグ?! 何て事を!!? た、退避!! とにかく退避ですわ!!?」


 さすがに焦った様子のですわ口調な美女が弟の首根っこを引っ掴んで、その場から後ろに下がり、煙を吸い込まないよう片手で口元を押さえながら扉を外側から勢いを付けて閉めた。


「虐待じゃね?」


 一体、どんな食材の粉だったのか。

 分かりもしなかった。

 が、一応これで他人の目が無くなった。

 煙に塗れながらも裸足のまま医務室内を物色する。

 何か使えそうなものがあったらと思ったものの。

 ロクに知識も無い人間がどうこう出来るようなものはなかった。

 後ろ手で指を拘束されているのだ。


 何かを盗るとしても、ポケットを検められる可能性もあるわけで容易に凶器を持っていくわけにもいかない。


「……これにするか」


 選んだのは検められたところで問題無さそうな品。

 掌に治まるくらいの包帯の塊と硝子戸の中に見える小さな空の小瓶。

 コルク栓が嵌るソレをポケットに忍ばせ。

 後は静かに粉の飛び散った場所から遠い床へと伏せる。

 気絶したフリをしてうつ伏せになり、さっさと助けが来るの待つ。

 待つ、待つ、待つ………待っても待っても何故か助けがやって来ない。

 もしかして、見捨てられた?

 そう思った途端。


 バーンと思い切り蹴破られるような音がして扉が内側へと開かれ、その先から全身ゴム長……漁師のような恰好にも近い姿にガスマスクと手拭っぽいものでほっかむりした誰かが駆け込んでくる。


 その生え際が僅かに金髪である事。

 また、身長が高い事から、どうやらゴウモンしていた彼女。

 おほほ笑いの人だと気付く。


『何たる事?! し、ししし、死んでる?!! わ、わたくしの責任じゃありませんわよ!? もう!!? 馬鹿!! 馬鹿!! ベルグの馬鹿ぁああああ!!? これじゃ、手柄どころか厳罰に処されちゃいますわぁあぁ!? ああぁぁあぁ!? どうしましょう!? どうしましょう!!? と、とにかく運ばないと!?』


 何やらテンパッているらしい。


 しかし、このまま死体扱いで暗い場所に押し込められ、焼却処分なんて事になったら目も当てられない。


 とりあえず、重症患者っぽく振舞えば問題ないだろうと。

 小さな声で呟く。


「た……たす……け……て……」


「ひぃい!? い、生きてる!? 生きてますの!!? 羅丈は選りすぐりの高耐性者ばかりと聞きますが、こんな状況でも!? 凄まじいですわ……ッ」


 喉を鳴らしている暇があったら助けて欲しいのだが、オズオズと彼女が近付いてくる合間にも何やらドタドタと足音がやってくる。


「保管していた細粉をぶちまけたって何処のどいつだ!? 研究用だぞ!? 憲兵隊に突き出してやる!!?」


『ッッ?!! ま、ままま、マズイですわ!!? く、こうなったら!!?』


 グッタリと体の力を抜く。

 すると、ガタイの良さから来る筋力も高いのか。


 こちらを何とか肩に担ぎ上げたおほほの人がすぐ傍の窓をガラッと開けて、そのまま跨いで外に出る。


 そして、近付くる足音が室内へ入るより先に逃げ出した。

 背中に担がれながら思う。

 これ事態の隠蔽の為に……捕まえた不審者が逃げ出した扱いになるんじゃね?と。


『うぅうぅぅ!!? 早く洗ってどうにかしないと!!? 身の破滅ですわ!!?』


「ね~さ~ん」


 何やらアスファルト製の道の先に馬車が一台止まっている。

 その御者台にはベルグと呼ばれた少年の姿があった。


『ベルグ?!! それは!?』


「いや~そいつ洗わないといけないけど、怒られるのも嫌だろうなぁ~って思って!! ウチの寄宿舎で洗いなよ!! こいつが逃げ出した事にしてさ!! そうしたら、後で捕まえたってまた連れてけばいいんだよ!!」


『く?! 背に腹は代えられないですわ?! うぅ!? 元はと言えばあなたの責任なんですからね!!』


「わかってる。わかってる。おーけーおーけー」


 何が分かってOKなのか。


 人の罪状増やしやがってと思わなくも無かったが、たぶんこのまま逃げ出そうとしても無理そうだし、途中で見付かって射殺なんて事になったら嫌過ぎる。


 大人しくしている以外に無いだろう。


「ほら!! あっちもそろそろ騒がしくなってる!! ねーさん後ろにコイツを乗せて!! ねーさんは逃げ出したこいつを追い掛けてるって、さっき受け付けの人にアリバイ工作しておいたから大丈夫大丈夫!!」


『うぅぅう、バ、バレたら絶対懲戒免職ですわぁ!!?』


 涙目になったらしい。

 乱暴に馬車内部に放られて、一緒に彼女が乗り込んだ途端。

 扉も閉めずに馬が走り出した。


(これで本格的な拷問になったら、訴えよう。道連れには出来そうな会話だしな)


 誘拐、拘束、逃亡者。

 真に遺憾なのだが、近頃は人に話して聞かせられるような冒険譚が着々と溜まっている気がした。

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