第66話 千七百五十三年目 三重県伊賀市 金谷治

(本文なし。金谷治氏は二十世紀における漢籍テキストの読み下し、「現代語」訳、およびそれらの世界観の紹介者として、もっとも著名な人物の一人だろう。漢籍テキストの精選と、その解釈・現代語訳への苦心については、膨大な著作の「はしがき」や「凡例」などに詳しい。また本作でトヨとチョウセイが読んだ鄭玄が注釈した『論語』は長い時の流れの中で失われた。しかし、十九世紀末から二十世紀を通じて敦煌やトルファンで唐代の写本が発見され、金谷治氏や同世代の中国の研究者の手により、鄭玄注の復元がはかられた。)

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