10月22日 パラシュートの日
やあやあ諸君。
私の名はいずく。いずくかけると申す者だ。
諸君らは今日と言う日を如何にお過ごしだろうか。日々は刻一刻と進む二十四時間の連鎖であるが、それは円環ではなく螺旋であり、繰り返しではなく積み重ねである。だがしかし、中にはどうもそれを理解していない者が多い。
私の話を聞き入れ、今日と呼ばれる日が先人達が積み重ねた如何なる日なのかを知らば、諸君らの過ごす毎日にも色が付くのやも知れぬ。
三日分連続更新と言ったな! あれは嘘だ!
実はこの4日目、21日の記事まで書いている。
今は21日の深夜2時、出勤まで3時間を切った。
以前書きダメはしないと言ったが、だってしょうがないやんけ。帰ってこれないんだもの。きっと今、これが公開される頃、私はどこぞの漫画喫茶かビジネスホテルに泊まっている。いや、もしかしたら車中泊かもしれない。
そんな本日2017年10月22日は「パラシュートの日」である。
パラシュートの日は、1797年のこの日、フランスのパリ公園でアンドレ=ジャック・ガルヌランが高度2400mの気球から直径7mの布製の傘のようなものと一緒に飛び降りた事を記念して制定された一日である。
どう見ても自殺やろ……。
だが、そんな人間が世界を変えてきた。
着陸時に衝撃があったものの、彼は無傷であり、これが世界初のパラシュートによる人間の降下となったのである。
四日連続更新、これで後一日は『今日と言う日に祝福を』を書く猶予が出来たわけではあるが、このままアンドレ=ジャック・ガルヌランの様に、落ちるように寝てしまいたいわけではあるが、私にはまだやる事が残っている。
おっしゃー! 異世界日記書くぞ!!
今日はパラシュートの日。特別な一日である。
我々は本日を祝福し、過ごさねばならないだろう。
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