79 ケーキ、もふもふ、病気

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて帰り道猫に餌をやって背中を撫でていた時、いつもはもふもふしている毛皮に一箇所毛が固まっているところを見つけた。触ろうとすると背中全体の毛がビクッと反応してすぐに逃げてしまったので少し傷ついて、そのことを思い出しながら風呂に入って寝た。病気だったのだろうか。

 学校に出て授業を受けて帰り道、カラスが道路で紙袋をつついているのを見つけた。近づいてそれはいつも撫でていたあの猫だったことに気づいた。痩せていた体は空っぽになっていたが、顔はまったく変わっていないままどこかを見ているみたいだった。カラスを追い払い、埋めるためにシャベルを持ってくると、道路が少し汚れているだけでカラスも猫の死体も残っていなかった。風呂に入って寝た。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けた。母がケーキを買ってきてくれたのでそれを食べて風呂に入って寝た。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

 学校に出て授業を受けて風呂に入って寝る。

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