第13話 顕現


 夕日が人の少なくなった校舎を照らし、廊下に濃い影を落とす。

 グラウンドではいくつかの運動部が練習をしており、四階の音楽室からは吹奏楽部の演奏が聞こえてくる。

 そんな中、部活動に入っていない都季は自分の教室へと足を進めていた。


(魁達、さすがに帰ったよなぁ……)


 今日は所属している保健委員会の集まりがあったのだが、話が長引いてなかなか終わらなかった。

 魁と琴音は待つと言ってくれたが、遅くなったら帰って大丈夫だと伝えている。ただ、悠は委員会があると知ると「僕、本屋に用があるので帰りますね」と颯爽と去って行った。あっさりとした様子に寂しい気もしたが、引き留める理由もない。

 昼間は生徒で賑わう教室は、夕方になるとどこもがらんとして静かだ。

 都季が使う教室のプレートが見えた頃、周囲の空気が重くなった気がした。


「ん?」


 “なにか”が前からやって来る。

 野球部のノック音が、サッカー部の掛け声が、陸上部のホイッスル音が、吹奏楽部の演奏が、耳から遠ざかって消えていく。

 昨日、刻裏と会ったときのように姿を隠されたわけではない。前方から迫る気配に全神経が集中して、余分な音を排除しているのだ。

 やがて、校舎の端……階段のある曲がり角から、気配の主がゆらりと現れた。


「見つけた」

「あれ? どこかで……っ!」


 ゆっくりと近づいてくるのは、二十代半ばくらいの青年だった。夕焼けに照らされた顔には見覚えがある。

 都季の今の状況を作り出したきっかけの人物だ。そして、魁達の守る月神を盗み出した本人でもある。

 青年は最初に会ったときよりもやつれ、顔色も悪い。また、よれた服には血らしき物がついている。

 都季を真っ直ぐに見据えた目は野生の猛獣のようにぎらつき、本能が逃げろと警鐘を鳴らした。


(魁達もいないのに一対一はマズイだろ!)

「逃がすか!」


 本能に従って踵を返すと同時に廊下を蹴った。

 すぐに相手も駆け出したが、距離が少しあるためうまくいけば逃げ切れるだろう。また、外に出れば運動部の顧問はいるはずだ。不審者がいると分かれば通報してくれる。

 だが、教室を一つ過ぎた辺りで目の前に小さな影が飛び出し、すぐさまブレーキをかけた。


「うわっ!?」

「ヴゥゥゥ……」


 教室から飛び出してきたのは小型犬ほどの大きさの真っ白な狐だった。

 姿ははっきりと見ていなかったが、首回りの毛の合間から見えた噛み跡から、夢で会った幻妖だと確信した。

 前後を挟まれ逃げ道を失った。どちらかの隙をつき、一か八かで突破するしかないか。

 そう思った都季は、早い鼓動を無理やり抑えながら、後ろにいる青年に話しかける。


「あ、あの、この狐って、お兄さんの仲間?」

「知らねぇよ。あの九尾の差し金じゃねぇのか?」

「九尾って……刻裏の? まさか」


 意外と話は通じるようだ。返ってきた言葉には驚いたが、彼の考えには納得しかねる。

 刻裏は自らが手を下すのは嫌いだと言っていたが、何故か自分の命が狙われるとは考えられなかった。幻妖を甘く見ないほうがいいと忠告までしてくれているのだ。


「お喋りは終わりだ。月神を寄越せ」

「寄越せって言われても……」


 引き離せるものならとっくにやっている。もちろん、引き離しても渡すのは魁達だが。

 呆れ混じりに溜め息を吐けば、痺れを切らした狐が牙を剥いて飛び掛かった。


『人間風情が、思い上がるな!』

「うわっ!?」


 鋭い爪を寸でのところで躱し、次いで青年側から飛来した影のような刃をしゃがんで避ける。


「くそっ、ちょこまかと……!」

(よし、道が開いた!)


 狐がいた方が開き、そちらに向かって走る。

 何処に逃げればいいか分からないが、まずは魁に連絡、と都季はポケットから携帯電話を取り出した。幸いにも、フルネームで登録した彼の電話番号はアドレス帳の一番上だ。

 しかし、踏み出した足に激痛が走り、勢いよく前へ倒れてしまった。


「いっ!?」

『その血肉諸共、喰ろうてやるわ!』


 上体を起こして足元を見れば、狐が右足に噛みついていた。夢の傷と違い、ここは現実だ。下手な傷は後に影響を及ぼすこともある。

 歩けなくなったらどうしてくれるんだ、とこの場で考えるべきではない心配事を思い浮かべてしまった。

 声と共に牙がさらに食い込みかけたとき、再び飛来した黒い刃が狐を払い飛ばした。


「ギャンッ!」

「足止めしてくれたのは褒めてやるよ。あぁ、でも、喰われてからのが月神は取り出しやすかったか」

『こ、の……「破綻者」め!』

「……っ!」


 立ち上がろうとしても、噛まれた傷が激しく痛んでうまく力が入らない。上体だけを起こして振り向き、近づく青年を見上げる。

 視線が低くなったからか、青年の袖から少し見えた腕が渇いた地面のようにひび割れているのが見えた。

 目の前で立ち止まって見下ろす青年は、ニヤリと笑みを浮かべて都季の眼前に手を翳す。

 もうダメだ、と都季が強く目を瞑ったのと、聞き慣れた声が辺りに響いたのは同時だった。


「都季!」

「更科君!」

「くそっ。あの野郎、やっぱり破綻しやがった!」


 遠くの方から都季の名前を呼ぶ声が聞こえた。

 青年が現れた曲がり角の向こうからやって来た魁は、青年を見てさらに強く焦りを滲ませている。

 右腕に着けたブレスレットが魁の意思に反応してか、淡い茶色の光を発した。


「――宝月、制限解除! 形態、神使!」

「――宝月、制限解除。形態、神器!」

「遅ぇよ」


 ブレスレットから茶色の光の球が飛び出し、魁の前方で形を変える。光の膜が弾けると、紅白の注連縄を首に着けた柴犬が姿を現した。

 琴音は二振りの短刀をそれぞれ逆手に持ち、向かってきた狐を容易く床にねじ伏せる。だが、暴れる狐を押さえるのに一杯で、破綻した青年まで手が回らない。

 青年の手に影が纏わりつく。それが形を成し、放たれる寸前で魁が指示を出した。


暮葉くれは、行け!」

「邪魔」


 影の標的が「暮葉」と呼ばれた柴犬に変わった。影はすべて避けられたが、足止めにはなっている。

 青年は少し後退って新たな刃を生み出し、今度こそ都季に向けて飛ばした。

 遮る物のなくなった刃が、あと少しで都季に当たるというときだった。


 ――まったく。最近の若者は気が短いのぅ。


 数秒だけ時間が止まり、新たな声が響いた。

 耳に届いたのではなく、脳に直接伝わったような声に全員の手が止まる。

 直後、都季の胸元から飛び出した拳大の光の球が眼前で弾けた。


「うわっ!?」

「都季!」


 再び流れ出した時間に、刃は動きを取り戻す。しかし、すぐに“何か”の力を受けて消え去った。

 どこからともなく現れた白い煙が辺りを覆い、互いの姿すら認識できなくなる。

 そんな中、新たに現れた者の声が響いた。


「ほんに、難儀なものよのぅ」


 声は若いのに、言葉遣いは方言というよりも少し古くさい。

 まだ幻妖のことを知ったばかりの都季ですら感じるほどの強い力が、周囲の人達の動きを怯ませる。

 だが、都季はその気配と声に覚えがあった。


「こっちは人間界も久しぶりで慣れておらんのだ。少しは手加減せぬか」


 煙の中、髪の一部が一瞬だけ見えた。見事なまでの純白の髪が、夕日を浴びて赤みを帯びている。

 やがて、晴れてきた煙から声の主の姿が露わになった。


「さて。ちぃとばかし、灸を据えてやろうかの」


 全員が我が目を疑った。

 現れたのは、宙に浮いた『十五センチ』ほどの青年。高い位置で結わえた白髪は腰を過ぎ、青空を映したような目は澄んでいる。右頬には蔦に似た赤い模様があった。着ている服は刻裏の物と意匠は少し異なるが、白と紅を基調とした狩衣だ。

 固まる周囲に空気の違いを感じたのか、彼はきょとんとして都季達を振り返って見た。


「……なんだ?」

((ちっさ!!))

「可愛い……」


 都季と魁は想定外のサイズに内心で声を上げる。ただ、琴音だけは違った反応を示したが。

 本人は大きさについて自覚がないのか、もしくはそれが標準なのか、特に驚くことはなく不満げに都季達をじとっと睨んだ。


「小さいとは失敬な」

「えっ」

「お主の考えはすぐに分かるぞ?」


 琴音の呟いたものは許容できるのか。基準が今一つ分からない。

 ただ、言い当てられて焦る都季を見ると、彼の表情は得意気なものへと変わった。

 唖然としたまま、都季は確認するように訊ねる。


「月神……?」

「左様。正確には『一部』だがの。我の本体はあくまでも幻妖界。この姿は仮のもので、人間界の均衡を崩さぬように力を抑えておるからだ。器が都季に馴染むまでは具現できなんだが、ようやっとできたわ」


 大きさに関しては仕方がないようだ。また、彼が出てきたということは、月神の器が都季に馴染んだということになる。

 それを理解した瞬間、魁は慌てて月神に確認するように問う。


「ちょっ、待ってくれ! じゃあ、器を都季から離すことは……」

「そう案ずるな。不可能ではない。ただ、まだ我はこやつから離れてはならぬ」

「そんな……だって、都季は一般人だぞ!?」


 これ以上、危険なことに巻き込みたくない。その想いは月神にも痛いほど伝わってくる。

 しかし、月神は首を縦には振らなかった。


「大人の事情ならぬ、幻妖の事情というものだ。今はお主らに構っておれぬ。少し下がれ」

「……っ、出過ぎました」

「それでよい」


 下がれ、と言った瞬間、月神の纏う空気ががらりと変わった。ゆったりとしていたのが嘘のような、鋭い刃に似たものに。

 何も言えなくなった魁は、苦虫を噛み潰したような顔で月神から一歩下がった。

 それを満足げに見た後、月神は青年に向き直る。

 琴音が床に押さえつけている狐が忌々しそうに唸り声を上げた。月神が一瞥すれば、傷の記憶もあるせいか僅かに怯んだが。


「お主も飽きぬな。管狐よ。また削られたいのかの?」

「グゥゥ……」

「さてさて、どうしたものか」


 黙り込んだ管狐から視線を外し、固まっている青年を見やる。

 視線が向けられたことではっと我に返った青年は、月神に縋るように言った。


「月神、頼む。俺に力を……」

「力ならばもう持っておろう? それ以上、何を望むというのだ。破綻したお主の体が耐えられぬわ」

「違う! 俺は、まだ破綻なんてしてねぇ……!」

「欲張りだのぅ。破綻したかどうかはともかく、それ以上、お主に与える力などない」


 慈悲を向ける必要はないと言わんばかりに、青年の懇願に動じる気配がない。口元を袖で隠しながら呆れたように溜め息をつく。

 それでも青年は月神に食い下がった。


「なぁ、頼むよ! まだやることがあるんだ! こんなところで死にたくない!」

「くどい」

「!!」


 一蹴された青年の肩が大きく跳ねた。

 月神は厳しい目で青年を見据える。そして、未だ現実を受け入れられない青年に、改めて現実を突きつける。


「それが、人であることを……本来の生を捨てたお主の咎だ。何事もうまくいくと思うなよ、小僧」

「っ、ちくしょおおぉぉぉ!」

「控えよ!」


 突然、激昂した青年が月神に襲いかかった。人間の物とは思えない鋭い爪が月神を切り裂く直前、月神から目に見えない力が風のように放出された。

 いきなりの突風に、傍にいた都季は顔の前に腕を翳す。

 だが、風は思ったよりも体に当たることはなく、不思議に思った都季が腕を下ろすと、目の前に庇うように魁がいた。

 暮葉の姿がなくなっているのは、月神の霊力が放たれたときに魁が宝月に戻したからだ。


「大丈夫か?」

「う、うん。ありがとう」


 彼は風圧など物ともしないのか、平然とした顔でいる。管狐を押さえる琴音も同様だ。

 風が収まる頃、青年の姿は跡形もなく消えていた。あるのは普段と変わりない廊下や、がらんとしたままの教室だけだ。

 上の階から聞こえていた吹奏楽部の演奏は終わり、グラウンドの運動部も片付けの最中だった。


「ふん。逃げ足だけは速いの」


 月神が青年を追い払ったわけではなかった。彼は本気ではないものの、青年を「追い払う」のではなく、「消し」にかかっていたのだ。

 魁は力を抜くように息を吐くと、都季に向き直ってハンカチを取り出した。止血をするため、右足の傷口の辺りを服の上から縛る。

 布が擦れた痛みに顔を僅かに歪めると、それを見た魁が悲痛な表情で謝った。


「ごめん。まさか、学園にまで来るとは思わなかった」

「破綻するとさらに力に執着するとは聞くが、あれほどとはな。そもそも、この学園は創立時から結界が張られておっただろう?」

「結界?」

「若き命を幻妖の危機から守るためにの。あと、非常時には町の者も避難して来れるようにとな。なのに――」


 この町では水面下で、人間が依人や幻妖に襲われたときのための対策が取られていたようだ。

 月神が魁に向けば、彼は先ほどのこともあるのか僅かに肩が跳ねた。それを視界に留めつつも口には出さず、ただ結界が解かれた事の説明だけを求める。


「なにゆえ、それが解かれておる?」

「それが、俺達にもさっぱり……。教室は部活で少し使うからって図書室で待ってたんスけど、突然、結界が消えて……そこで、琴音が侵入者に気づいてくれたんスよ」

「そうだったんだ……」


 二人が待ってくれていたことに驚いたが、もし、そこで琴音がいなければ今頃どうなっていたか。考えただけでぞっとした。

 礼を言おうと琴音を見たと同時に、未だ残ったままの異質なものが声を上げた。


『離せ、小娘! 人間に加担する幻妖の裏切り者め! 無礼だぞ!』

「あ、暴れないで……」

「おーおー、威勢がいいのぅ。管狐や、何をそんなに腹を立てておるのだ」

『黙れ! 人間に偏った神など不要!』

「言うてくれるのぅ」


 先ほどとは違って威圧せずに宥める月神だが、それで管狐が怒りを静めるはずもなく、琴音の腕の中でさらに激しく暴れた。

 月神が管狐の前へ宙を浮いて移動する。

 今にも飛び掛かりそうな管狐を琴音は必死に押さえた。


『貴様は神を降りるべきだ!』

「不満は後で聞こう。今は眠れ」

『許さない、許さない! 裏切り者め……! 絶対に、許す、もの……か……』


 月神が管狐の額に手を翳すと、その先から淡い光が発生した。柔らかく、温かみのある光だ。

 管狐の語気が弱まっていき、次第に瞼が閉じられた。


「先の管狐とは別個体のようだの。調律師にこやつの主を調べさせよ。あと、他の十二生肖に知らせておけ。破綻組が増えたとな」

「……はい」

「こいつにも主人がいるのか?」

「無論。この霊力や主張から察するに力ある妖狐の眷属だ。また、主はこちらにいる可能性が高い。また襲われては敵わぬ。ゆえに、主を調べさせて始末をつける」

「なるほど」


 主をどうにかすれば、その配下も反逆のようなこの行為を止めるだろう。

 最初に見たときはこんな小さい神で大丈夫かと不安になったが、意外と頼れるようだ。

 そんな都季の思考を読んだのか、月神は腕を組んで不満そうに言った。


「我は神ぞ? これしきのことで動じぬわ」

「神かぁ……。でも、思ってたよりも神って雰囲気じゃないんだよな。『つっきー』って呼んでいい?」

「え」

「なっ!?」


 迷うことなくあだ名をつけた都季に、先ほどから一歩引いた様子の琴音達も驚いた。

 だが、最も驚いたのは他でもないあだ名をつけられた本人だ。


「誰が『つっきー』だ! そのような軽い名ではないわ!」

「ご、ごめん。でも、なんか『月神』って呼ぶには一部だし、どうなのかなって……」

「……ふむ」


 先ほどまでは怒っていたのに、都季の理由を聞くなり怒りを一瞬で収めた。そのまま魁を見て確認するように問う。


「魁よ。現代の人間とはみな、このようにあだ名をつけるのか?」

「えっと、時と場合によると言いますか……」

「ふむ。……よかろう。都季は大目に見てやる。ただし、あまり他の幻妖や依人の前で呼ぶでないぞ? 威厳が保てぬわ」


 今の姿の時点で威厳など微塵もない気がするのだが、本人が嫌だと言うのなら仕方がない。

 都季は癖にならないように気をつけよう、と心に刻んでおいた。


「……あの」

「おお、そうだった。すまぬな、琴音。早く局に向かうがよい」

「琴音。このまま局に行くのか?」

「うん」

「そっか。なら、俺は都季とつっき、神を送ってくから」

「なんだ、今のは」

「いや、何でもないっス!」


 あまりにも印象に強かったせいで、危うく魁もあだ名で呼んでしまうところだった。許されたのはあくまでも都季一人だ。

 慌てて誤魔化したものの、月神は横目で訝るように見てくる。

 しかし、何かに気づくと溜め息を一つ吐いて都季の肩に両腕を引っ掛けて乗った。


「もうよいか。早々に帰るぞ。我が具現化してしもうた以上、対策を取らぬ限り都季の中に器があることは隠しきれぬ。他の依人やら幻妖やらが寄ってきてしまうわ」

「学園の結界については、また龍司さんに頼んどきます」


 龍司は術関係に詳しいため、学園に張られていた結界を張り直すのは造作もないことだ。

 その点に関しては月神も異論を出さなかった。


「ああ、それが良いの。我が張ってしまっては、『上』に見つかるからのぅ?」

「……つっきーって、自分が隠されてるの分かってるよな」

「伊達にお主の中におらなんだわ。外の声や様子はお主を通して見聞きしておる。最も、そうしなくとも宝月を介して知ることはできるがな」


 十二生肖であれば身につけているブレスレット。中央の水晶玉を挟む丸玉は、神使や武器に姿を変えるだけでなく、月神にも通じているようだ。


「だからこそ、我にお主らの嘘は通じぬのだよ」


 ――“あやつ”も、それを分かっておるのかのぅ?


 その言葉は口には出さず、月神は妖しく笑みを浮かべた。

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