キャラクター紹介・設定等

※二次利用について※

※※※※※※※注意※※※※※※※

※この先、ネタバレがあります!※

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★主旨★

 カクヨム内においてファンタジー勢を盛り上げるべく、ファンタジー勢同士でクロスオーバーがしやすいように、この設定を作りました。

 本来、それぞれの作品世界から出ないキャラクターたちを、一堂に会させ、円滑にクロスオーバーができるような設定となっております。

 もし、「あの作品とクロスオーバーがしたい! でも、どうやって異なる世界のキャラクターたち同士を出会わせればいいの!?」とお悩みの方がいたら、こちらの設定をご自由にお使いいただけます。


 また、本作(『降魔戦記 vs スリマジェ with ブラクロ』)を読んで、「この作中のオリジナルキャラ、いいな。うちの作品とクロスオーバーさせたい」と思っていただいた場合も、下記のキャラクターたちや設定はご自由にお使いいただけます。


★注意★

 本作に登場する設定・および登場人物のうち、以下のもの(本作オリジナルの設定、及び、オリジナルキャラ)は、ジャンルを問わず、自由に二次創作に利用していただけます。


 ただし! ここでは、本作に参加したクロスオーバー作品(『降魔戦記』『スリーピング・マジェスティ』『Black Cross -ブラック・クロス-』)の設定の二次利用については許諾ので、予めご了承ください。


 もし、ファンタジー作品とのコラボにご利用いただける場合は、某・武将たちが無双する戦記ゲーに影響を受けた「カクヨム夢想」というタグをつけて頂くと、こちらから読みに行けてありがたいです。


 タグは厳密に異世界でなくともファンタジックな世界観なら利用自由です!


▼以下のオリジナルキャラ、及び設定が利用可能▼


<人物>

●メルーナ

 カノヒトの使い魔のひとり。すべての可能性が収束し、どのような未来を辿っても滅亡が決定してしまった世界から魂だけ召喚された双子のひとり。真っ白な帽子にキャスケットをかぶり、丸眼鏡をかけたエルフ。本人いわく『どじっ』。

「えへへぇ」「あははぁ」などの、は行を繰り返す笑い方が特徴。


●ツィーナ

 カノヒトの使い魔のひとり。メルーナの妹。あごほどまである紺色の髪をしたエルフ。武器は聖銀アレクサ製の爪で、自由に伸縮可能。今はふたりだけだが、もし、カノヒトの新たな使い魔を登場させるなら、その名前はマガーナとターナであろう。


●カノヒト

“万書館”の主にして司書。姉妹を別世界から召喚し、使役している。仕立てのいい白シャツと灰色のストライプの襟付きベストに身を包んだ細身の男性。


●スミカ・ラ・ミーネ

 ファビュラスな言葉遣いが特徴の、褐色肌のエルフ。薄紫の髪の毛。メガネで巨乳。戦闘もこなす社長秘書的なイメージ。武器は膝まである聖銀アレクサのグリーヴ。実はカノヒトと同じミーネ族で、カノヒトを導く立場。血の繋がりがあるかは不明。


●ジークス

 スミカの使い魔。両目を潰され縫い合わされた、痩身、禿頭とくとうの男。こけた裸身は無数の革のベルトで縛りつけられ、四足動物のように両手をつけて走る。武器は聖銀アレクサの牙。


●魔王ハジャイル

 カノヒトの世界を襲う魔王。ただひとり、廃銀シュトリータから魔銀クロムを精製する方法を知っている。対立している国同士に聖銀アレクサの武器を流し、廃銀シュトリータになるまで殺し合わせたら安価で買い取り、新たな魔銀クロム兵とともに一気に侵攻するのが常套手段。中肉中背の男で、その顔は魔銀クロムの仮面〈支配する魔銀の仮面オーバル・クロス〉で隠されている。

「クカカ」という笑い方や、「だが、いや」などの話し方が特徴。


●ニーミャ

 エレシフの街を守るナハテム教の司祭。建物のほうの“万書館”の司書兼管理人のような役割も担う。


●靴屋のインマヌエル

 屈強なエルフ。KADOKAWAで靴と言えば……。


<アイテム>

聖銀アレクサ

 後述の精霊銀アレクシャハイドにいくつかの鉱物や宝石を砕いた粉を混ぜて固めたもの。剣ひと振りに、鉱山に張り巡らされた鉱泉をまるまる枯らしてしまうほどの精霊銀アレクシャハイドが込められていることもある。

 武具用に調整された聖銀アレクサの宝具は、武具以外のものに変形させるとマイナス補正がかかるなど、それぞれの目的に特化した配合がある。

 持ち主の魂の強靭度レヴェルに応じて自在に変形する。切り離し可能で、ある程度の自律的な動きもインプット可能。

 生物の命を奪うと、廃銀シュトリータと化し、崩れてしまう。廃銀シュトリータと化すまでに殺せる数は、持ち主の魂の強靭度レヴェルに応じて決まる。


精霊銀アレクシャハイド

 常温で液体。金属でありながら、ある一定の角度で光を通すため、液中で乱反射した光が漏れて、複雑にきらめく。


魔銀クロム

 廃銀シュトリータを加工し、再び使えるようにしたもの。その加工方法は魔王ハジャイルだけが知っている。より強い魂の持ち主が生み出した廃銀シュトリータから作るほど、高品質の魔銀クロムを作ることが出来る。人を殺しても崩れることがないが、代わりに、使っているだけでにえとされたものの魂の力を吸いとる。(魔銀クロムの道具の、主と贄は別人の場合もある。)


廃銀シュトリータ

 人を殺しすぎて崩れ去ってしまった聖銀アレクサ


世界書せかいしょ

 多くの別名を持つ、聖銀アレクサ製の書。大陸ひとつを地盤沈下させてしまったほど膨大な精霊銀アレクシャハイドが秘められており、ありとあらゆる世界の歴史が記されている。

 正式名称はカロ・カロス・イェッテン・ムル。

 カロは「~のすべて」、カロスは「すべての~」、イェッテンは「世界」、ムルは「書」を意味し、「世界のすべてとすべての世界についての書」と訳される。これらのよっつの単語の頭文字を並べて、神聖四文字と呼ばれることもあり、古くはこの書自体を“万書館”と呼んでいた。


●〈支配する魔銀の仮面オーバル・クロス

 楕円に十字を組み合わせ、蔓草の透かし彫りが施された魔銀クロムの仮面。無数の同じ形の仮面があり、支配の仮面をかぶったものは、同形の仮面をかぶったものすべてを支配することが出来る。


●〈死者を弔う魔銀の宝剣アンク・カリブルヌス

 魔銀クロムの長剣。その能力は不明。


<用語>

●ナハテム教

 預言者ナハテムが神より世界書を授かったとする一神教。世界書そのものを神と同一視している。


●〈虚ろに舞う擬顔の嘆きキュゴール・ラスカターナ

 本作中で某敵キャラが使役していた、魔銀クロムの体を与えられた魔族。拳大ほどの銀の塊に、びっしりと目や鼻や口と思しきものがはりついている。高速で回転しつつ口から粘性の暗闇を吐いて視界を奪い、数メートルをランダムに瞬間移動のように超高速で移動して敵の攻撃を回避しつつ、体当たりで攻撃する。


魔銀兵団クロム・ハーティド

 魔王ハジャイルによって魔銀クロムの武具を与えられ精神を支配された兵士たち。


●〈錆び朽ちる世界ルストラス=レイ

 魔王ハジャイルの大技。滅びゆく世界そのものを魔銀クロムの仮面の内部に召喚し、崩壊に伴って生ずるエネルギーを放出して攻撃する。ほんの少しでも加減を誤ると世界が崩壊に巻き込まれてしまうため、ごくごくわずかなエネルギーしか利用できない、非常に燃費の悪い技でもある。


●アンティエンセ公国

 エレシフの街があることから、自治を認められた公国。


●エレシフの街

 中央に“万書館”を擁する街。街の規模としては中程度。ただし、その割にはものものしい警護がなされている。

 街の周囲を囲む壁の高さは民家いつつ分。堀の幅は成人男性が思い切り石を投げて届くかどうか。

 川と平野に囲まれ、すぐ近くに針葉樹の森がある。

 中央は小高い丘になっており、川とは反対側の正門から入ると、市が催される広場の先に坂があり、それを登ると万書館がある。

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降魔戦記 vs スリマジェ with ブラクロ 斉藤希有介 @tamago_kkym

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