第688話歌は

清少納言先生:今日は、謡い物のお話です。

舞夢    :了解しました。


謡い物は、風俗。

その中でも、「杉立てる門」が好き。

神楽歌もおもしろい。

今様歌は長く、節回しに独特のものがある。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :風俗とは、古代歌謡でしょうか。

清少納言先生:はい、日本諸国の民謡から貴族の謡いものになりました。その中でも「杉立てる門」は、古今に「わが庵は 三輪の山本 恋しくは とぶらひきませ 杉立てる門」などとあります。

舞夢    :神楽歌は、今でも残っていますが、今様は七五調ですね。

清少納言先生:七五調四句で、長く感じたり、面白く感じたりです。


※和歌ではなく、古代からの歌謡についての好き嫌いを述べている。

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