第587話社は(7)
清少納言先生:続きをお願いします。
舞夢 :了解しました。
唐の帝は次の問題として、二尺程度で両方とも長さが同じの蛇を送ってよこして、「これは、どちらが雄で、どちらが雌なのか」と、尋ねてきた。
そして、今回も、皆全然見当をつけることができない。
そのため、いつもの中将が、その両親の所に出向き尋ねてみると、
「二匹の蛇を並べて、尾の方に細い若枝を使って近付けようとする時に、尾を動かすほうを雌と判断しなさい」との答えだった。
中将は、今回の場合は、さっそく宮中で、親の言った通りに実験をして見た。
すると、本当に一匹は動かず、一匹は尾を動かしたのです。
そこで、わが朝は、前と同じように、雌雄の印をつけて唐に送り返したのです。
※社は(8)に続く。
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