第197話さて、その左衛門の陣などに行きて後(1)
清少納言先生:今日は左衛門の陣の後の話になります。
舞夢 :了解しました。訳をしてみます。
さて、その左衛門の陣などに出向いた後、私は里邸に下がっておりました。
中宮定子様からは、「はやく宮中に戻ってきてください」などと女房を介して言葉をお届けになります。
その女房が言うのに、中宮様は清少納言様が左衛門の陣に出向いた後ろ姿を常に気にかけておられとのこと。
「どうして私の気持を思わないで年寄りのように里に籠もるのですか?すごく面白いことがあるのでしょうか」などとも書き添えてきます。
清少納言先生:はい、そこまで。
舞夢 :引っ込んでいたら呼び出しを受けたのですね。
清少納言先生:ありがたいことですね、いろいろと。
舞夢 :里邸のほうが気楽なのですか?
清少納言先生:時には気分転換でね。
その左衛門の陣などに行きて後(2)に続く。
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