第95話あてなるもの

清少納言先生:今日は気品がたかいものの話です。

舞夢    :はい、それでは訳して見ます。


気品が高いもの。

薄紫色の衣に白襲の汗袗を着ている時の配色。

鴨の卵。

削り氷に甘葛をかけ、新品の金物の椀に入れた時の雰囲気。

水晶の数珠。

藤の花。

梅の花に雪が降り積もっている時の様子。

本当に可愛らしい幼子が苺を食べている姿。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :そのままでわかります。

清少納言先生:しっとり系とキラキラ系かなあ、雰囲気としては。

舞夢    :まさに、その通りです、何も質問がありません。


確かに本当にわかりやすい。

素直な表現は、助かる。

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