無双将軍の参謀をやりながら異世界ローマも作ってます

作者 うみ

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91人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

ファンタジーものは苦手なのです。
若い頃は大好きだったんですが、トシですかね? そのノリについていくのがしんどくなってきちゃったのです。
でも仲良しさんが強力に推してくるから(笑)
それに、この作者さまのお話がとても面白いのは知っているのです。
読んでよかった。
勧めてくれた○さん。ありがとう。

ある日不意に異界に落とされた主人公。
ただのサラリーマンである彼に、目の前の猛獣に対処する術はありません。
そこに颯爽と現れ救ってくれた男。
その男が言うのです。
彼こそは、己の親友プロコピウスであると!
なんか知らんが助かった、と胸を撫で下ろす主人公はやがて知ることになります。
己の見た目も能力も、別の誰かのものであるということを。
異世界ファンタジーに史実を絡めながら展開してゆくストーリー。
個性的で魅力に溢れる登場人物たち。
ファンタジー好きならもちろん、そうでない方もぐいぐい引き込まれるに違いありません。

そして、読了した今、思うのです。
ああ。外伝読みたい……

★★★ Excellent!!!

読了まで実に一年かかってしまいました……遅読にも程があるという感じですが、Web小説には珍しい50万文字超えの大長編にして、かの温泉宿ハーレムの作者様による壮大な異世界転生風歴史ifものということで、大変遅蒔きながら拝読させていただきました。

まずは温泉宿との熱帯魚なら瞬殺しかねないレベルの温度差ならぬギャップに眼を瞠りつつ、次第に異種族間の橋渡し的な管理職業務の楽しさ気苦労に感情移入するようになり、やがて歴史上の偉人らに認められていく一種のサクセスストーリーに、我が事のように誇らしい気持ちになったり……とにかく、様々な楽しみ方を含有した一大叙事詩なのであります。温泉宿よりは控え目ですがハーレム的展開もありますし、ちょっと歪な性的嗜好の大英雄など、時折光るギャグ要素もあったり……そして何よりこの大長編が破綻なく完結しているのが素晴らしいのです。

個人的には、エルが登場した辺りから物語の面白さが倍増したように感じました。他にも魅力的なキャラクター目白押しの本作、紛れもない傑作です。