リツコの章まで読了。思春期真っ只中の4人の少年少女が繰り広げる物語。主題は恋愛でもあるのだろうけど、廃屋が、音楽が、そして少年少女たちのなんだかんだで作中の表現を借りれば「素性がいい」ところが、上品な香りを醸す。移ろいゆく青春の時間は愛おしい。個性的で疾走感のある文章も素敵。これから青木編を読みます。続きも楽しみ。