憤り
毎度毎度この手の話題も飽き飽きですが、強い憤りを覚えたので書きます。
ひきこもりや不登校、いじめが原因の不和によって環境に馴染めない人の事を「甘え」または「甘やかし」と表現する何とも稚拙で愚鈍な人間がいます。
この手合いは相手にする価値もないので無視すればいいのですが、当事者は言われればそうもいきませんよね。怒りもわけば悲しくもなるそれが人間です。
そもそもこういった「甘え」と判断すること自体が的外れでお門違いも甚だしいのです。生きている限り、知らないところで誰かに甘やかされて生きてするんです。
行いの些細な綻びをお目こぼしされたり、フォローされたり甘やかされてるから生きているのです。
完璧に何もかも自分ですべてやってる人がいますか?私は見たことがありません。なので完璧でない他人が他人を「甘やかしてる」等と評するのはおかしいのです。
罪のない者だけが石を投げよと某本に書かれていますが、良くできている例え話ですね。それでもなお甘いと断ずるものがいれば、私はそれをこの世でもっとも愚か者だと思います。
問題を抱えて悩み悲しんでいる方がいたら、荷物をもってもらえるよう人に甘えてくださいね。どれだけ時間がかかってもかまいません。
少し持ってもらいたいと思える心のゆとりが必要なのです。
傷は癒えるもの過去は過ぎるものです。立ち上がる事に時間制限はありません。ゆっくりでも進んだ自信が大切です。
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