スウィングしなけりゃときめかない!―教師なワタシと身勝手ホゴシャ―

作者 氷月あや

30

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★★★ Excellent!!!

熱血というか真面目を絵に書いたような先生――と、教え子の(口の悪い)保護者――

ジャズという音楽が二人を引き合わせ、そして距離を近くさせていく。

私は吹奏楽経験者ですがジャズには詳しくなく、演奏について表現されている事はほとんど知らなかったにも関わらず、どこか懐かしくなりました。

楽譜を読む、楽器を吹く、音を出す、仲間と合わせる、聴いている人に届ける。

クラシックとジャズの違いこそあるもののやっている事は一緒で、記憶の扉を開けてその頃に戻った様な気になりながら読む事が出来ました。

音楽の話をベースに恋の話も満載で、ドキドキとわくわくとふわふわを体感出来ます(^_^)

★★★ Excellent!!!

猪突猛進と言うほど愚かではなく、ひた向きと言うほど健気ではない熱血(の1歩手前)な教師が主人公の物語。

時に周りを振り回し、そして自分も空回りするところが魅力的です。

教え子や保護者に加え、それまで縁がなかったであろうジャズ、ビッグバンド、そしてミュージシャン達との出会い。

ひとクセもふたクセもある登場人物達が醸し出す、修羅場や泥沼、とまではいかない絶妙な力加減の緊張感が良い味出してます。

★★ Very Good!!

良い意味でも悪い意味でも「寸止め」

物足りなさを狙ったのか意識したのか
それでもヒキとしても区切りとしても
最初から最後まで楽しく読ませて頂き
作者さんには強く感謝を申し上げます。
(後は地の文だけでも「ら抜き言葉」
じゃなければ完璧ですがそれも個性?)

★★★ Excellent!!!

わたし、プロのジャズミュージシャンです。20歳のころジャズに出会いましたが、その時の気持ちを思い出しました。自分のこころにぴったりくる芸術に出会った時の興奮が、すごーくよく表現されてます。

あの気持ちは、たしかに、恋愛に似てるんですよ!だから主人公がどんどん音楽にも、この男性にもハマっていく気持ちが分かるー。ドキドキして、どんどん読み進めたくなる作品でした。

★★★ Excellent!!!

一生懸命で不器用なヒロインはきっと、今まで息継ぎの仕方を知らなかったんだ。
それを教えてくれたのは、小さな女の子と口の悪いその保護者とジャズ。

文章に動きがあるってこういうこと!
するすると読めてしまう。
気持ちを表現する視点の表現が絶妙で、登場人物が本当に生きているみたい。

音楽と共に上達していくものは、とても温かくてとても楽しい。
些細なことから不審に思い、気づいてくれる。
こんな人になら振り回されてもいい。

文字数なんて忘れるくらいハマります。
ユニークにカクテルを頼みたくなったらぜひ。

★★ Very Good!!

面白かった!
俊君がとってもかわいそうな気がしましたが、真面目女子っていうのも良いもんですね。
心情を中心にした文章の進み方がとても良く、軽快なテンポが最後まで崩れず、読みやすかったです。

幕末のキリリとした文章を書く人だと思っていましたが、こちらの物語はまた違った文章で、とても器用でうらやましく思いました。

★★★ Excellent!!!

小学校の先生とジャズ・ミュージシャン
接点がなさそうな意外な組み合わせ
なんかウマが合わなそうなふたりだけれど、実際最初はツンケンしたけど、だんだんと……

でもって教え子のちょっと困った子や同僚の先生、行きつけのお店の兄ちゃん、みんないい人で…

こういうだんだん距離が近づいていく話は大好きです