幕間 注釈・登場した日本の神様たち③/設定ノート②

■第27話の登場人物


・大宜都姫(おおげつひめ)

 農耕・食物の神(古事記)/伊弉諾と伊弉冉の子/

 主祭神として代表的な神社: 上一宮大粟神社(かみいちのみやおおあわ)徳島県名西郡



・保食神(うけもちのかみ)

 農耕・食物の神(日本書紀)/伊弉諾と伊弉冉の子/

 主祭神として代表的な神社: 志和稲荷神社(しわいなり) 岩手県紫波郡



・櫛八玉神(くしやたまのかみ)

 料理の神/伊弉諾と伊弉冉のひ孫?速秋津日子神の孫?/

 主祭神として代表的な神社:湊神社 島根県出雲市



■野球しようよの登場人物


・宗像三女神(むなかたさんにょしん)

 田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)

 海上交通・豊漁・広島東洋カープの神/天照の子/

 主祭神として代表的な神社: 宗像大社 福岡県宗像市/厳島神社 広島県廿日市市



──────

■設定ノート


<周囲の人々>


・友人:本宮 マサル(もとみや まさる)

 お寺の息子で、主人公 大和の友人。

 このお話は神道ベースのお話なので、現代では混同してしまいがちな神道と仏教の違いを明確にするため、仏教よりのキャラクターとしました。

 神仏は敬うスタンスなので、神様の端くれである小玉姫にも「さん付け」です。

 「サル」という呼称は、天孫降臨イベントで案内人となった猿田彦をもじっていますが、本キャラクターは神様とは無関係です。


・友人:天野 ミカド(あまの みかど)

 男の友人を仏教カラーの強いキャラクターとしたので、対となる女友達は陰陽道に関わりの深い土御門から名前をもじり「ミカド」としました。

 猿田彦の妻となった天鈿女(アメノウズメ)をもじって「天野」ですが、こちらも神様とは無関係のキャラクターです。



・友人:藪江くん(やぶえくん)

 野球回をやるにあたって、メイン登場人物が7人しか居なかったので…モブを無理に入れるよりも誰でもイメージがつくようなのを…。申し訳ないでやんす。



・商店街の人:ゴリラ塚 トシアキ(ごりらづか としあき)

 野球回をやるにあたって、メイン登場人物が7人しか居なかったので…モブを無理に入れるよりもそこそこキャラ立ちがするものを…そうだ、ゴリラに野球をさせよう、という逆算から生まれたキャラクターです。

 なんでゴリラが野球をやってるの?という説明がつかないといけないので、「商店街でお店をやっている土地神」という言い訳を作りました。なんとなく宝塚っぽい語感でおしゃれなのでパティシエに…実在の人物とは関係ありません。

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