アレンステラテスとアレンステラテスのエキセントリックな母親が主軸となる本作。思わず詐欺師側に同情したくなる見事な作りです。経験豊富で老獪な、一筋縄ではいかないアレンステラテスの母親と、これまた攻略難易度の高そうな闇を感じるアレンステラテスの関係性が見所な作品です。
全文を読ませていただきました。私は現在一話完結のショートショートを狙ってよんでいますので、どうしても今まで読んだ作品と比較をしていしまうのですが、どうぞご了承ください。作品自体の発想は悪くはなく、面白いものだったのですが、ストーリーの急展開、オチの強さがいまいちだったかなと思いました。しかし、私なんてクソみたいな短編しか書けませんので、ちゃんとまとめられているのは凄いなと素直に感心させてもらいました。それでは。
俺俺詐欺にひっかけようとして、罠に嵌める母親の話です。数字が大きすぎてリアリティはありませんが、それを補うほど、二人のやり取りが新鮮で面白かったです。最後には息子まで現れてくるので、きちんとオチも決まっていますし、つけくわえるのなら、漢字の名前にして欲しかった(笑)次の作品に期待して星3つ送らせて頂きます。