冬は甘酒。

「んっ、ふみゅ……ちゅぷ、ちゅぱぁ ちゅぅっ、ちゅぷぅ……♪」


 百合メイド喫茶「リトル・ガーデン」の厨房にて、季紗きさとリズの美少女メイド二人が唇を押し付け合っていた。


「ちゅぽぁ♪ んっ、ぢゅるぅぅー♪ ふぁ、濃くて、美味しいよぅ……♪」


 小ぶりで可愛らしい唇に、熱い白濁を注ぎ込まれてごっくんする季紗。


「ふふ、冬に甘酒って素敵ね、季紗♪」


 リズさんが口移ししてるのは、甘酒でした。

 これも、冬のメニューの試飲だったのです。


 見守っていた赤毛ツインテールのロリメイド美緒奈みおなも、売れるのを確信。


「喫茶店で甘酒ってどーなの?って思ったけど、これはイケるね! 見た目にエロいのも良いよ!」


「見た目……?」


 白くてドロドロしたのを唇から垂らしながら、きょとんとするリズさんは純真可愛い。


「リズ姉はわからなくていいんだよ。それよか、あたしも……♪」


 ……ちゅぱっ、こくこく、ごっくん。

 酒かすたっぷり、ざらざらどろどろした飲み口の濃厚甘酒を、唾液でカクテルして美緒奈も、背伸びしてリズへチュウ。


「ちゅぷっ♪ んぅふ、むー、むーぅ♪」


「くふっ、ぢゅぷん♪ ちゅ、ぢゅるる♪ ん、なんだか、カラダが熱くなっちゃう……♪」


 それは熱々な甘酒のせい? それとも、百合キスのせい?


「じー……」


 美緒奈とリズさんの口移しを見てた季紗、ぽっと頬を赤らめて……、


「私もぉ……カラダが熱く、なってきちゃったぁ……♪」


 メイド服を、脱ぎ脱ぎし始めた。

 ハァハァえっちな表情で、甘酒ごくごくして、


「酔っちゃったのでぇ、リズさんにえっちな百合キスしまーす♪ ちゅぶぅぅ、ぢゅるるっ、ぐぷんっ♪」


「んー!? ぐちゅ、ぐぷんっ♪ やぁ、甘酒でそんな酔わないぃー……♪」


 ちゅぶ、ぢゅぶ、ずぶぷん……♪

 ぢゅぱっ、ぢゅぱっ♪


 濃厚百合キスで甘酒唾液交換。瞳をとろーんとさせて季紗、楽しそうにちゅっちゅ。

 指がつい?リズさんの腰や胸に触れて。


「んんふ、ぐちゅ……ぐちゅん♪ ぬぱっ、みゅぱぁ……♪ ふふ、甘酒のせい。甘酒のせいですからねー♪」


「ふゃぁ♪ んむぅ、季紗、手つきがらめぇ……♪」


 揉み揉み。

 美緒奈も、リズさんの後ろから参戦。


「あっ、あたしも酔っちゃったかもー♪」


 唇をペロリとして、リズさんの後ろからおっぱいぎゅむっ♪


「ひゃぁ♪ み、美緒奈ちゃんまでぇ……♪」


 そのまま美緒奈、リズさんの耳たぶや首筋にキスしながら、お胸をマッサージ。

 前からは季紗が、リズさんへさわさわしつつ百合キス。


「ちゅぱっ、ちゅぷ、ちゅぷぅ♪ ふふ、リズさん……甘酒って、美味しいですね♪」


「んふぁ、ぺろっ♪ えへへ……リズ姉のいろんなところ、触っちゃうぞー♪」


「やぁん、みんな酔いすぎ♪ だめぇ、だっ、ちゅぶぅ……♪」


 冬には甘酒、カラダが暖まっておすすめです♪


「ちゅぱっ、ぢゅぽぁ♪ 酔っちゃう、酔っちゃうのぉー♪」


 ……甘酒ですからね?


 ※ ※ ※


「はぁ……ふぁ……♪」


 ぐったりうっとりしてる巨乳メイドのリズさんを見て、由理ゆーりが季紗と美緒奈を叱る。


「な、なにしてんのよー、私のリズさんに!?」


「む。私の、ってなにさ」


 面白くなさそうな美緒奈。

 季紗はというと、


「甘酒が悪いのです!」


 きっぱり言い切った。


「ね、リズさん? 甘酒のせいですよねー♪」


「ふゃぁ、うにゃぁぁ……♪ んっ、カラダ、暖まったぁ……♪」


 甘い美少女の汗を蒸らして幸せそうなリズさんの姿に、由理も、腕を組んで。


「わ、私の分は、有るんでしょうね……?」


 まだまだ、甘酒の口移しは終わらない。

 冬は、乙女みんなで甘酒をどうぞ♪

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