窓へ吐息を吹き掛けて

「はぁ……はぁ……。んく、ふぁ……」


 ある寒い日の昼下がり。

 赤毛ツインテールのロリメイド美緒奈みおな、お店の窓を掃除しながら、甘い吐息を窓へ掛けてみる。

 露で白くなった窓を指でなぞって、ハートマークのお絵描き。


「……えへへ」


 由理ゆーりのことを想いながら、ハートマーク描いてる美緒奈、可愛い。

 もっと、窓へ吐息をふぅふぅしてみる。


「はぁ……はぁ……♪」


「美緒奈ちゃん、それなんだか、えっちぃ♪」


 季紗きさが興奮していた。

 私もやる♪と目を輝かせ、窓辺へ寄り添って。


「これは窓掃除! 窓掃除だもんね! イケないことじゃないよね♪」


 といいつつ、とろんとした瞳で、熱く切ない吐息を……。


「はぁ……はぁ♪ んぅ……はぁ♪ くっ、んんっ、はぁ、はぁっ♪」


 すっごくハァハァいってる季紗へ、美緒奈も頬を染める。


「うぉぉ、確かにこれはエロい……」


 美緒奈もドキドキしちゃって、発情のハァハァを窓へ。


「はぁ……はぁ♪ はぁ、はぁ♪ はぁん、はぁ……はぁ♪」


 ハァハァしてても可愛い美少女メイドたち。

 お掃除を忘れて、窓にハートを描き続けた。


 そして窓がハートで埋め尽くされる頃。


「な、なんなの、この光景!?」


 季紗と美緒奈の美少女メイド2人が、ハァハァ欲情した様子で、窓を向いている光景。

 金髪巨乳メイドのリズさんがぎょっとする。


「はぁ……はぁ……♪ リズ姉、ちょうど良いところに♪」


「ふふっ、えっちな声出してたら……百合キスしたくなってきちゃったのよね♪」


 瞳にもいっぱい、性愛のハートマークを浮かべた2人に……リズさん捕まった。


「ちゅぷぅ!? んぁぅ、ふむぅぅ……♪ はぁ、んはぅ♪ だめぇっ、息が♪ はぁ、はぁ……っ♪」


 美緒奈と季紗からかわるがわる、舌と唾液を絡ませる濃厚百合キスで唇を塞がれて。

 リズさんも、頬を染めてはぁはぁしたのでした。

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