夏コミ編③ リズの場合 ウスイブックなシチュエーション
夏コミ、2日目。
見目麗しき金髪の英国淑女リズ=ノースフィールド、18歳。
恥ずかしい目に遭っていた。
「あ、あのぅ……え、えっちな新刊くださいっ!!」
頬を赤らめながらエロ同人誌を買う、魔法少女コスの爆乳金髪おねーさん。
とても、絵になる光景であります。
「ううぅ、
4人の百合メイドで一番お姉さんのリズ、美緒奈のお願いで18禁同人誌購入の担当だ。
巨乳と金髪縦ドリルで有名な魔法少女のコスチュームが、似合いすぎている。
「マミさんエロ本買ってる……」
「さすがマミさんオトナだ……」
周囲の視線を乳に釘付けにして、羞恥でもじもじ。
つい、熱っぽい吐息を漏らしてゾクゾクしてるリズさん。Mな人に見える。
「はぅぅ、えっちな娘だと思われてるよね……」
それはそうだ、エロ同人誌買ってるのだから。
「ご、ごめんなさいっ。私みたいなHガールが魔法少女の衣装でごめんなさい! キャラのイメージ壊しちゃうよね。でも、視線が……♪」
お胸を揺らして、羞じらいながら悶えるリズ(マ〇さんコス)。
むしろご褒美ですという猛者は、挙手。
※ ※ ※
「恥ずかしがりながらエロ本買うマミさん……最高じゃねーか!!」
とは美緒奈の談。
合流したリズの、汗まみれコスチュームが発するフェロモンに瞳を輝かせながら、褒め称える。
「やはり美緒奈様の眼に狂いは無かったー!! リズ姉の乳を一目見たその日から! マミさんコスさせると心に決めてましたぁぁぁぁぁぁーッッ!!!」
「もうっ、すっごく……恥ずかしかったのよ?」
困った顔で頬を染めるリズ。ちょっぴり嬉しそうに見えるのはたぶん気のせい。
「でも、美緒奈ちゃんの喜ぶ顔を想像したら……がんばっちゃった♪」
手提げバッグの中には、30冊くらいのエロ同人誌。多い。
「おお……! リズ姉、天使か!?」
と、青髪魔法少女コスの
「てかさ、法的にどうなの? 18歳以上の人に、代わりにエロ本買ってもらうのって。グレーってか、アウトだと思うんだよね……」
「固いコト言うなって。さやかコスしてるからってさ、無理して常識人キャラぶらなくたって、いいんだぜ?」
「私は常識人だッ!?」
コミケ会場の東京ビッグサイト、東ホール。
人ごみと称するのはちょっと生温い気がする混雑から抜け出た、壁際で。
由理と言い争う美緒奈へ、リズがもじもじしながら。
「で、その……ご、ご褒美は?」
エッチな本買ってきたご褒美プリーズ♪とリズ、期待の視線。
もちろん、彼女が期待するのは……。
「えぇー♪ どーしよっかなぁ♪」
唇をぺろり、小悪魔美緒奈がロリな顔にオトナの表情。
「リズ姉ってばえっちなんだー♪ ナ・ニ・を、期待してるのかな?」
わざとリズに恥ずかしい言葉を言わせようとする美緒奈。楽しくて仕方ないみたい。
でもドM体質なリズさんは、年下の女の子に弄られてきゅんきゅんしてるのです。瞳キラッキラ!
「いじめないでぇ♪ 私に、キスして♪」
そして……おねロリ。
小学生サイズのロリータ小悪魔美緒奈が、背伸びしてリズの爆乳を揉みつつ責めるの図。
ピンクの唇が、舌が、発情した頬の2人の間、ぬらぬら唾液に濡れながら水音を立てる。
「ちゅぷぅ♪ ふちゅっ、んぶ、ちゅるぅむ……♪ リズ姉、美緒奈のご褒美美味しいだろ♪ ちゅっ……♪」
「ん、むぅぅ……♪ ちゅっちゅぅ、んむぅ♪ はぅ、美味しいれす、美緒奈おねーさまぁ♪」
身長と攻め受けが逆転だ。とろんとえっちく蕩けた瞳で美緒奈へ甘えるリズ。
その唇を丁寧に吸ってあげながら、美緒奈、由理へ勝ち誇った顔。
「な? 百合キスはご褒美! これが普通の反応なんだよ!!」
「……あんた達だけだっての、このキス魔!」
そう言いつつ。
混ざりたいだろー、と聞く美緒奈へ、羞じらいながらつい、Yesと答えてしまった由理でした。
「ちゅっ、くぅ……♪ リズさんがあんまり嬉しそうだから、私までキスしたくなって……それだけ、なんだからぁ」
「ふぁ、じゅるぅ♪ 由理と美緒奈ちゃんと、二人にキスされて、幸せぇ……♪」
金髪巨乳魔法少女マ〇さんコスのリズ。
愛され体質も、一緒。
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