第152話 前のようにはいかない

今日はがんセンターの二ヶ月に一度の検診でした。


今回は造影CTをとったけど異常無し。

いまだに気持ち悪いけど、異常なくて良かった。


ここのところ、仕事するには辛いけど

夏の頃よりはマシになってきて、通勤ぐらいは普通に出来るようになってきた。


前はタクシーで通勤しないと辛いぐらいだったし

一ヶ月に一回は休んでたしね。


私が正式にガンと診断されたのは2年前の12月。

後、一ヶ月半ほどで本当の2年。


再発するにしても2年は経っててほしいと思ってるから

今回の検診はちょっとドキドキだったんだ。


頭痛がするとか、だるいとか

そのぐらいの体調の悪さは日常茶飯事だから

体調の変化というか、悪いのかどうかを見過ごしそうな気がしちゃう。


ガンだと診断される前、生理不順で生理が重いのは当たり前だった。

だからこそ発見が遅れた。


まぁ今は、がんセンターは二ヶ月に一度だけど

それ以外に糖尿病の病院と血圧の循環器の病院にかかっていて

糖尿病の病院の方でも毎回検査をしてくれているから


何かしら異常があれば見つかりやすいよね。


不安だからこそ、そう思ってみたり

でも体調が悪くなると、大丈夫かな?と不安になったり

自分で自分を励ましてみる。



やっぱりさ、手術したり抗がん剤したりしていると

ガンが消えたとしても、前と全く同じような

体調の良さにはならないのかな?


だとしてもさ、それを周りにも理解してほしいというのは

ワガママなのかもしれないと、たまに思う。


職場でも周りは気を使ってくれる。

けれど私も他の人と同じようにお給料をもらって仕事をしているわけだから

他の人と同等に仕事出来ないのだったら

お給料を減らされてるか、辞めるか、なのかもしれない。


たまに「うわ、これキツイわ、少し体休めたい」

と思う事がある。


だからといって、それが毎回許されるとは限らないと

私こそが強く思っていないと

体だけじゃなく、精神的にもキツくなるだろうなと感じるのだ。


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