第85話 2クール目TC療法 投与日

昨日は2クール目の投与日でした。


朝8時には受付をして採血へ。

もう受付前の時点で人が多くいて、受付のための整理券を渡された。


少し時間があったので、コンビニに行って、お昼ご飯と飲みを購入。

前回の入院時に渡された紙に、投与中に食べるものを買っておいてください

と書いてあったのだ。



採血は、いつも通り(?)一発では採れず

お湯コーナーにて両手を温め。

何かの罰を受けているようだ。


腕では採れなかったので手の甲で採血。


採血が終わると次は、婦人科の先生による問診。

私の前の主治医の先生は非常勤になったので、今回は臨時の先生だった。


先生の問診の後は、いつものように看護師さんによる相談。

それが終わるとやっと外来治療室にて抗がん剤治療になった。


初めて入るその部屋はリクライニングチェアーがズラーと並んでいる部屋だった。

私は最初、そのリクライニングチェアーの一つに案内されたんだけど

私がやるTC療法は時間がかかるというのと、今日はベッドが空いているということで

ベッドに替えてもらえた。この部屋にはベッドもあるのだ。

この外来治療室は、トイレも談話室もある。

この病院ではずっと個室だったので他の患者さんが治療している場所は久しぶりだった。

カーテンだけの仕切りだけど、普段はカーテンを開けているので

周りの声がまる聞こえ。


他の方がどんな副作用が出ているのかも聞こえて来た。



私は鎖骨の下にポートが入っているので簡単に投与が始まると思っていたが

私の入っているポートは動くらしく、看護師さんたちが難儀して

先生を呼んでもらって針を入れたので少し投与が遅くなった。


投与が始まると、すぐに眠くなったので今日は寝てしまうことにする。

前日、あまり熟睡出来なかったので寝そうな気がしてたんだ。


退屈対策に、iPadを持って行ったが少し使っただけで

ほんとんど寝ていた。


その間に、カルボプラチンもパクリタキセルも普通に始まっていったので

特別なアレルギー症状が出る事なく


ん?今抗がん剤入ってるの?と思うぐらい私自身の変化は見られなかった。


終わったのは4時前。ほとんど一日がかりだよね。

終わった後は、超!寝起きという感覚で頭がぼーっとしているのと

少しのだるさぐらいで、後は特になかった。

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