【裏童話】彼らは本当に悪者ですか

作者 花恋

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★★★ Excellent!!!

よく知られる童話の悪役には、もしかしたら何か事情があったのかもしれない。あるいは、勝者がもみ消した不都合か。

そんな切り口で、誰もが知っている童話たちの新たな側面が描かれていきます。
確かな文章と、丁度良い長さで読みやすく、本当にそうだったのかもと思わせてくれる。

盲目的に主人公たちを信じずに、一時だけ彼ら<悪役>に目を向けてみませんか?
なぁに一話完結なのでそうお手間は取らせません。さぁさぁ。
おすすめです!

★★★ Excellent!!!

「ヘンゼルとグレーテル」の魔女、「白雪姫」のお妃など、童話の悪役目線で御伽噺を大胆にアレンジしています。

元のお話では悪い奴でしかない彼女達ですが、実際は誤解やすれ違いが原因で悪者扱いを受けた者。自業自得とはいえどこか同情してしまう事情があるものなど、とても奥が深いです。

文章も丁寧で、物語に引き込まれていきました。

★★★ Excellent!!!

魔女や王妃など、古今東西様々な作品の「悪役」にスポットを当てた短編集、

「悪役」が主役という事もあり、読者が同情を抱いたり共感するような内容になっていますが、そんな「悪役」になるまでの嫉妬や寂しさなどの感情、そして悪役にならざるを得ない様々な思いが丁寧に描写されています。

次はどんな影の主役が選ばれるのか、楽しみになってくる作品です。