彼女が受け取った、ささやかなX'masプレゼント

書店で働く契約社員の女性が軽妙に語る、クリスマスイブの戦場のような激務。
忙しさに殺伐としがちな環境ながら、おすすめの絵本を紹介したり、店長代理が皆にケーキを差し入れしたりと温かみのある雰囲気が伝わってくるのは、クリスマスイブという幸せな空気に世の中が満たされているからかも。
店長代理からのケーキと缶コーヒーの差し入れ、レジ誤差ゼロの奇跡、とささやかな幸せを享受した主人公。
彼女が帰宅後に受け取ったものが、彼女にとって本当のクリスマスプレゼントになるのかもしれません。

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