丁寧な手

@hare_mina

第1話

あぁ、いつの間に…


忙しくして、すっかり…

新譜の予約が出来ていなかった


初回限定盤はゲット出来るだろうか

そんな不安を抱えながら

行きつけのショップへ向かう。


書籍&CDショップが

リンクしている、

私にとっては好都合な、お店。


レジで伝える。

「来週、発売で。

初回限定盤が欲しいのですが」

『かしこまりました。

そちらでお待ちください』

案内されたのは、いつものカウンター。


ここは、CDや、書籍の予約があるときに

案内されるカウンター。

土日特有、レジには長蛇の列。

その内の一人を、こうして陣取ってしまって

居たたまれなさが、私を襲う。


しかしながら、その書店員は

とても丁寧に私に、その新譜の名前、

発売日を聞いていた。

「○月×日、△曜日で、

○○○と言う曲名です」


『かしこまりました。○○○ですね。』

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