補足

第1部 主な登場人物

【第1部の主な登場人物】

蓮姫カムラ

自称 私

主人公の少女。

古代ガンガラ大陸のとある小国の王宮に住むワガママなお姫様。

王宮の内外から美少女と称されるその端正な容姿とは対照的に、

性格は大雑把で豪快で潔く正義感の強い熱血漢で実に男らしい。

そのように、女性らしさを微塵も感じさせない蓮姫に対し不快に感じ嫌う者達からは、

現代のネットスラング スライリッシュ痴女と同じような意味合いの言葉で揶揄やゆされる。

もちろん、蓮姫は決して動じないが。


蓮姫は何を言われても動じないのか?

いや、蓮姫にだって言われたら悔しくて涙を流しショックで立ち直れないことだってある。

蓮姫はまだ女子高校生くらいの年齢なのだから。

しかし、蓮姫はどこまでも強がり、自分が強くあろうとするのである。


 また、カムラという読み方は、ネパールの女神でありサンスクリット語で少女を意味するクマリ(kumari)と、蓮を意味するカマラ(kamalam)からつけている。


•行者

自称 わし

薬売り。

蓮姫に不老不死の薬を売りにきた、

みすぼらしい身なりの老人。



【追憶編】

•カムラのおばちゃん

自称 おばあちゃん

蓮姫カムラの血縁の祖母。

いなくなったカムラの実の両親の代わりにカムラを育てている孫思いの優しいおばあちゃん。

カムラの実の両親がいなくなった理由を知っているようだがカムラ本人には話していない。


•蓮姫のお母さん

自称 私

家出をし、行く宛の無くなったまだ幼い

カムラを引き取り育ててきた里親。

王族のお妃様。

家は裕福だが、他人を思いやる性格の優しい女性。



【(1)原始のいのち《地下生物圏》編】

•オイロス

自称 ボク

真っ暗な水中の世界で蓮姫が出会った年の頃小学校低学年くらいの幼い少年。


•おババ様

自称 あたし

オイロス達の村で一番最高齢の老婆。

長い人生経験で培った知恵袋によって村人達から慕われている。


•マザー様

自称 わたし

オイロスを含め村人達が創造主としてあがめている謎の存在。

マザー様という呼称からも想像できるように、みんなに分け隔てなくせっする偉大で優しいお母さんのような存在らしい。


•ハムザ

自称は 俺

マザーが天上の池に一番最初に創ったとされるご先祖様。仲間想いのリーダー的少年。

自分に似た仲間達を増やす能力を持っている。


•アマザ

ハムザが自己増殖したご先祖様のうち、突然変異で生まれた少女。

マザー様からのお告げを聞く能力がある。

集落の巫女をしている。


•アキア

アマザ化した蓮姫が心層世界で出会った

オイロスそっくりな少年。

 父親を事故で亡くし病気の母親と2人で暮らしている。


【古生代~カリス帝国と伝説の地ティルク 編】


・ハルキ

カリス帝国に住む、

年の頃は蓮姫と同じくらいのおてんば天真爛漫な女の子。

セキツイ人ハルキゲニア族。

身体的特徴として、

身体の色は個体それぞれだが

ハルキは肌色をしている。

また、個体全てに背中から背骨に添って

鋭い角が数十本生えている。


・ブラフトのおじいさん

カリス帝国の外れの洞窟の奥深くで

一人ひっそりと暮らす謎の老人。

ブラフト人の身体的特徴として、

おじいさんのように緑色の個体や

赤色の個体等がいて

みな全身単色である。

口から胞子を吐き出す習性があり、

胞子が地面に着地すると

仲間が増える様だ。


※ケイリー・ジョーブさんの

Revelation song、

テルーの唄 の英語版から想像に膨らませて書いた作品です。

蓮姫の幼少の追憶エピソードの一部以外は

三人称視点になります。

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