横浜アニバーサリー

作者 かがみ透

67

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★★★ Excellent!!!

横浜という街は、160年前、鎖国後の日本で最初に開かれた港町。
現代と過去の時間軸が同居し、東洋と西洋の空気が混在する。

その風景の中を辿りながら街の変化と、自分達が過ごしてきた日々を楽しむ夫婦。
彼ら自体が横浜の風景で、またあらたな人が吸い込まれるように訪れる。

横浜在住者として、とても共感できる作品でした。

★★★ Excellent!!!

どこか異国の雰囲気の漂う街、横浜。とある夫婦の思い出とともに描かれる食事やお酒の数々。文章を読んでいるだけで二人の思い出にそっと寄り添うことができる、そんな優しい物語。ジャズを聴きながら、そっと横浜の景色に思いを馳せたくなりました。

あと、めちゃくちゃお腹がすきました!!

★★★ Excellent!!!

 私は横浜には数回行ったことがあるのですが、この作品を見るとその程度ではとても横浜の魅力を味わいつくすことはできないと痛感させられます。
 大人の雰囲気を漂わせた横浜のプロモーションビデオのような作品。
 これを見れば、もう横浜に行くしかないでしょう、という気になること間違いなしです!

★★★ Excellent!!!

 結構近いのに、もうかれこれ十年近く足を運んでいない横浜。せめて本作を読んで、横浜の情景だけでも脳裏に過らせようかとクリック。

 いきなりきましたね。赤レンガ倉庫。そしてブリキのおもちゃ博物館や山下公園――。鮮明になってくる記憶からなつかしさを覚え、最後に中華街で食べたラーメンを思い出す。あの時、やたらと多い店員(中国人)の視線がすごい気になったよなぁ。

 正直知らない場所もあったが、軽妙な筆致もあってか、行ってみたいと思わせてくれます。そしてラストの落とし方も文句なしですね。

 そうだ、横浜に行こう――近いうちに(笑

★★★ Excellent!!!

ちょっと横浜に行ってきてもいいかしら? この物語を読みながら、同じ道を歩いてみたいわ!

みなとみらい、中華街、ホテル街と開港の地・横浜を彩るものたちがこれでもかこれでもかと押し寄せてくる物語。
一緒に流れるご夫婦の落ち着いた雰囲気が、これまた素敵。
懐かしい空気が流れる横浜です、是非お読みになって。

★★★ Excellent!!!

記念日を横浜で過ごす夫婦。二人のしっとりとした会話の中に、横浜の魅力がふんだんに、しかし、実にさりげなく散りばめられています。

横浜を訪れたことのない方は、きっと、この夫婦と同じ道を散策したくなるでしょう。現地を知る方は、この夫婦の会話に登場する場所に思いを馳せ、その方ご自身の思い出を懐かしく蘇らせることでしょう。

思い出の地で、優しく思い出を語り、温かい未来を思い描く。こんな素敵な夫婦に憧れます。

★★★ Excellent!!!

 横浜を、目で見て、足で歩いて、舌で味わって、耳で聴いて。

 差し込まれる会話の妙は、とても雰囲気溢れるもので。

 ラストの余韻は、心で感じて、過去に現在に未来に、想いを馳せる。

 思わず酒杯を傾けたくなる作品。
 酔わせて頂きました、ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

この文章を読めば、初心者でも横浜の雰囲気を感じとることができます。古きものと新しきものが調和したベイエリアのお洒落な風景が浮かんできて、思わず「行ってみたい」と言葉が漏れることでしょう。

ただ、横浜のことをそこそこ知っている上級者はさらに楽しむことができます。雰囲気だけでなく、具体的な店のイメージや食べ物の味が見えてくるからです。お二人の会話に合わせて「そうそう」と頷いてしまいます。これも長い年月をかけて精力的に散策された「お二人」のおかげ――愛の結晶ですね。

個人的な要望として、次回はぜひ海上を攻めて欲しいです。夜のマリンルージュでも、昼のシーバスでもOKですが、海から見る横浜と陸から見るそれとは似て非なるものです。それぞれの趣を語ってもらえるとうれしいです。

楽しい時間を過ごすことができました。
どうもありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

横浜の名所がこれでもかと出てきます。
行ったことがある人もない人も思い描く横浜の風景。
すべてこの短編のなかにあります。

仲の良いご夫婦のお散歩。
おふたりの会話はすべておふたりの歴史。

ジャズやカクテルがさりげなく物語を彩るのはさすが作者ワールド。

お邪魔にならないように、少し後ろからついていってみませんか?