ギャシュリークラムの魔術師たち

作者 藤乃

45

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★★★ Excellent!!!

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作品の好き嫌い、合う合わない、ハマるハマらない、あると思います。

ここまで尖った作品ならば、なおさら。

私自身、長らくレビューを書けず、気がついたらレビューを書いていないことすら忘れていました(ごめんなさい)。

回によって楽器・ゲーム・学術・ITの用語、地名も多いため(難しければ読み飛ばしても構わないのかもしれませんが)コアな読者でないとイメージしにくいところも多々あるけれど、それを抜いてしまうとこの作品は成り立たない。

ちなみに、作者が気合を入れて書いた(と思われる)フルート回、読者のみなさんがあえてスルーしている空気を勝手に感じ、笑えました。

まとめると

「全力で身も蓋もない」

私個人的にはそんなイメージの作品です。異論は認めます。

★★★ Excellent!!!

――

エドワード・ゴーリーの絵本のように、魔術師の青少年たちが"あ"から順に散っていく様子を描いた現代ファンタジーです。
その命のあまりの儚さに、思わず平家物語の冒頭を連想せずにはいられませんでした…。

一話ごとに全く異なった読み味なので飽きが来ず、だんだんとその不条理さが癖になってきます。
確かな描写力と物理法則の知識に裏打ちされた物語にはリアリティがあり、さらには音楽知識やはたまた建築現場の詳細な描写などが、作品に強烈な個性を与えています。
ハッピーエンド主義者の方にはおすすめできませんが、ブラックな話が好きな方、一風変わった読み味の話を求めている方はぜひご一読下さい。

少しずつ世界の全体像が見えてきて、これからどうなるのか非常に気になるところです。
五十音完走応援しています!

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★★★ Excellent!!!

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「魔術師」と「騎士」が戦い、殺し合う世界。
東京府や横濱の魔術師組合に属する魔術師たちは、戦いの中で、あるいは日常の中で、ごくあっさりと死んでいく。
一話完結型で、次々に主人公が変わる(死ぬ)連作ですが、背景の大きな物語が次第に明らかになりつつあるようで……?
続きが楽しみです。

★★★ Excellent!!!

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みんな大好き思い出の絵本『ギャシュリークラムのちびっ子たち』をモチーフにしたオムニバス作品です。
パロディ大好きの私としては、食いつかずにはいられませんでした。

元ネタが元ネタだけに無惨むざんな出オチ作品になるかと思いきや、オムニバスとしても秀逸。独特の魔術体系があるらしい世界観を様々な切り口で見せてくれます。
個人的には第3話江崎えりかの死に様がイチオシ。

これからどういった展開を見せるのか、楽しみにしています。