雨上がりの虹。





青い水が跳ねた 羽だ これは僕らの物語

蒼い空が割れた 我だ これが僕らのはじまりの 物語





青い水が跳ねた 羽だ 今日はここから回りだす

蒼い空が晴れた はてな 幼気いたいけな あなたの 手をとって


朝だ 晴れだ 息だ 風だ 僕らの日々をまた 綴り織ろう よ

飽きた 雨の 域は 凪いだ 昨日はもう どこか 遠くみたい


ああいつまでも 僕ら ここで 同じ

鼓動を 繋い でいく そうやって淡く 眩い 絵画の 一筆を


塗って 咲いて 蒔いて 植えて 駆けてゆこうぜ 僕ら 自由だ

明いた 開いた 飽いた だから 逢いたいんだよ いますぐあした





薄ら 寒い 冬と 春の 交差点で 僕ら 笑いあって

剥いだ 仮面 微笑 譲歩 僕はまだ 君を知れるんだ


ねぇいつからか 僕ら どこか 清い

言葉を かなぐ り捨て そうやってまだ泥濘ぬかる道路みちぢの 上をさ


跳んで 飛んで 翔んで 疾んで 描いてゆこうよ 僕ら 綺麗だ

まだだ ここに 残し た色 あるよ 見逃さず拾って 君に渡すんだ




ほら あんなところに 虹




青い水が跳ねた 羽だ 今日はここから回りだす

蒼い空が晴れた はてな 幼気なあなたの手をとって


青い水が跳ねた 羽だ 今日はここから回りだす

蒼い空が晴れた はてな 幼気なあなたの手をとって


青い水が跳ねた 羽だ 今日はここから回りだす

蒼い空が晴れた はてな 幼気なあなたの手をとって


青い水が跳ねた 羽だ これは僕らの物語

蒼い空が割れた 我だ これが僕らのはじまりの 物語




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