一緒がいいね

いつの間にか こんなに距離が出来てしまった

もう僕には君の背中しか見えない


君はいつも僕を置いて行ってしまうんだ


ずっと追いかけていると

息が切れて苦しくて

思わず立ち止まってしまった


追いかけても追いかけても

遠ざかる背中に耐えきれなくなったんだ


下を向いて 息を整えると

今度は恥ずかしくて苦しくなった


君に追いつけないからと言って

止まってしまうなんて情けない


もう一度追いかけるために顔を上げると

君が目の前に立ってたんだ


僕のところまで来てくれたんだ

そして何故か謝ったんだ


僕が追いつけないのが悪いのに

笑ってこう言ってくれたんだ

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