Sunset Glow

作者 まとりくれあ

199

70人が評価しました

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★★ Very Good!!

 勢いで行動出来る年頃は、だけど本当に伝えたい相手にはなかなか思いを伝えることは出来ない。
 そんな思いを秘めて過ごした時間も、いつの頃からか遠い過去に……

 過ぎ去った思い出は、ほろ苦い思い出か……
 思い出す過去は、甘酸っぱい思い出か……
 再会はりんごの甘酸っぱさか……

 色彩豊かな今作、学生時代を思い出して読まれてみてはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

いい香りが漂ってきそうな冒頭から、高校時代の回想へ。
思い浮かぶのは、告白も出来なかった淡い恋。
林檎のように甘酸っぱい恋の余韻は、そして……
短編小説ながら、ぎゅっと詰まった恋愛ストーリーです(^^)

★★★ Excellent!!!

細やかな優しさを持った主人公。彼女の心の動きと、目の前に開けていく出来事。それらを丁寧に、細やかに描いた作品です。

主人公が、高校以来そっと心にしまい続けていた思い。
それは、叶えたいことでも、追いかけたいことでもなく——彼女の中に、ただひそやかに秘められていた思い。
それが、ふとしたことから再び動き始めて——。

甘さや切なさ、ほろ苦さ。恋の味わいがいっぱいに詰まった、素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

全体を通して、甘酸っぱいりんごが、恋を象徴しています。

次から次に、美味しそうなりんご菓子を作ったり、めろめろにされます。

学園祭の想い出と今の自分を行き来します。

主人公が緊張しやすい所等、キャラクターがしっかりしています。

そして、パレットの魔術師は、二人の想い出と今とこれからを彩っています。

オススメです。

ぺこり_(._.)_

★★★ Excellent!!!

文章表現がとても美しく、そして、かわいらしく、主人公の女の子も応援したくなるキャラクターです。読み進めるにつれて、心が温かくなってゆきます。青春時代の淡い恋心が、後半のストーリーにどう繋がっていき、どういう結末になるのか――必見です。読む側も顔が赤くなるような、リンゴのような甘酸っぱい恋物語、ぜひ味わってみてほしいです。

★★★ Excellent!!!

穏やかで心にしみこんでゆく語り口で、主人公の紡がれてきた人生をいっしょにふり返ります。
どんどん魅せられてゆく物語のさきには、例えようもないハッピーエンド。
まるで綴られた言葉がひとひらずつ胸に積もっていって、時々ざわざわと掌でかき混ぜられるような感覚に心酔してしまいます。

と言ってはみるものの……率直には、もうもう、キャーどころか、ギャー!!と身悶えましたっ!(*´ω`*)!あぁ〜ステキです〜!
さらにこれは飯テロですか?飯テロアリですね……?!笑

★★★ Excellent!!!

 この作品の作者は、情景描写、心理描写に長けています。
 本作でも、その才能をいかんなく発揮し、アイテムを効果的に使って文章を織りなしています。
 まるで水彩画のように優しく、透明感のあるのに、色鮮やかな風合いの作品に仕上がっています。

★★★ Excellent!!!

過去を回想しながら進んでいく物語で、文化祭のりんごを食べた後に見ると結婚相手が映る『ハロウィンの鏡』を見た主人公の一人称で物語がつづられていく。

この一人称の文章が柔らかく、多くの漢字を開いて(あえて、ひらがなで)いるので、文章から主人公の人柄がこれでもかというくらいに伝わってくる。

後半を読み終えた後、もう一度前編を読んで物語を整理することをおすすめしいたい。しっかりと書き込まれ、設計された物語の巧みさが見えると思う。

甘酸っぱいお菓子のようなラブストーリーを、あなたもぜひ!
(少しお腹が空くので、お菓子と紅茶の用意を忘れずに。FМラジオを流してみてもいいかも)

★★★ Excellent!!!

1/3 レビュー

 最初に。
 一度読み終わった後に、もう一度前半を読み返してください。
 これで、完結の意味がしっかりと理解できるはずです。

 伏線の張り方が巧妙すぎて、二種類のドキドキを味わうことができました。
 そして、何よりもいいなと思ったのは、主人公が「普通の恋愛ものとは違った出来事」で幸せを感じることです。
 こういう恋愛小説もいいですよね……ただ、ここまで後味が良いものを仕上げるには相当の経験と技術が必要になると思いますが。

 くれあさんの次回作に大期待です。

★★★ Excellent!!!

 文化祭。美術部にあった、りんごを食べた後に見ると結婚相手が映る「ハロウィンの鏡」を覗き見た主人公。その鏡に映ったのは――
 恋心がこれぞとばかりに綴られており、内包されている甘い気持ちがどんどん少女の中で増えていく様子が、丁寧に描写されています。作者の描写の豊かさには舌を巻きます。
 短編なので非常に読みやすく、読後感がすっきりします。
 こんな青春を送りたかったと思わせる小説なので、読むモノに困っている方は是非とも読んでみてほしいです。

★★★ Excellent!!!

恋する美術部員の女子高生の話です。

一番うまいな、と思ったのは心の表現。

一言で語らず、何度も気持ちを吐露するシーンが好きです。

自分の心を確かめるため何度も、何度も。

恋をしている時は、きっとこれは恋だと思うことは少ないでしょう。

あの時、あれでよかったっけ? 

この反応でよかったっけ? と、一瞬一瞬を思い出して、答えを選択するのが本当に恋をしている時間なのでは、と再確認できました。

次回作に期待して星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

それは、思い出すと一瞬。
その瞬間に、恋をした。

ずっと忘れなかった人。
ずっと憶えていた想い。

まわりが皆、幸せになっていく。
だけど、心に住んでいる人がいるから。私はそれを大切にしたい。
だって、とても綺麗な想い出だもの。

爽やかな香気のかぐわしい物語。

……だから、その想い、りんごが叶えてくれるかもしれないよ?

★★★ Excellent!!!

相手を想う気持ちをあえてひらがなにしているところが、読者の気持ちを惹きつけている。
少しずつ開いていく感情がトクトクと心臓を刺激しました。
懐かしい想い出がそこから飛び出し、現実になるところでキュンとなる。

難しい名前を憶えていられるって、想いの強さですよね〜♪(๑>◡<๑)

★★★ Excellent!!!

学生時代のイベントで、文化祭ほど皆で協力して参加する催しは少ないでしょう。

そして、忘れ得ぬ思い出も、多く残るのかも知れません。

時が経ち、幸せを掴む周りを横目にマイペースな主人公は、お菓子作りが好きで、ペットを溺愛する女子。
彼女は上がり症な上、緊張すると顔が赤くなると言う体質を持っていて、そのために人付き合いが苦手で、学生時代の淡い恋を成就できなかった経緯があります。

ハロウィンの鏡の都市伝説をモチーフに、主人公の日常と友人の様子を丁寧に描いています。
緩やかに流れる物語のラストは、暖かい。

そう、アダムとイブの時代から、リンゴは重要なアイテムなのです。

★★★ Excellent!!!

お話は、友人との電話の会話から始まります。
そこから高校の頃の文化祭のお話へ。
この出会いがとても素敵で、可愛らしくて。
その後、大人になった主人公はとある話を別の友人から聞くのですが、それがまた切なくて。
どうなるんだろうと思いながら読んでいたら、とても幸せな終わり方でした。
思わず一話目を読み返してしまいました。

ハロウィンを軸にした、林檎みたいに甘酸っぱくて可愛いお話です。

★★ Very Good!!

リンゴジャムは砂糖を加えて煮詰める事で甘くなります。
本作はリンゴジャムのように煮詰まっていき、どんどん甘くなっていくような気がしました。

私が子供のころ、ハロウィンという風習は物珍しい行事でした。
ハロウィンが一般化しつつある現代ならこういった事もありえるのかな、と想像してしまいます。

ハロウィンを舞台とした恋愛模様もロマンチックですね!

かぼちゃのようにオレンジ色した空。まだ、沈みきっていない太陽が目に浮かぶようです。
その後の展開はきっと……、と妄想が止まらない作品です!

ぜひ、一読あれ!

★★★ Excellent!!!

さすがの一言。
優しくて、暖かくて、甘くて。緻密な描写に相まって、静かに揺れる恋心に、読者までキュンとする感じがたまりません。

「名前聞いてもいい?」

このセリフが素敵すぎます。このセリフの為に練られた構成の妙。ハロウィンは過ぎましたが、恋する季節はいつだっていいよね? ってことで。

本当に心温まる物語でした。

★★★ Excellent!!!

紡がれる文章をゆっくりと追いかけていくと、すぐに独特の優しく暖かな雰囲気に包まれていきます。
それはなんともかわいいヒロインのキャラクター、彼女が語る言葉とリズム、彼女をとりまく優しい人たち。そんな彼女が見る光景は柔らかく、彼女が作り出すお菓子は甘くかわいく、どんどんと世界が積みあがっていきます。
ストーリーもヒロインに合わせたかわいくて甘いストーリー、それがゆっくりと胸に染み込み、何とも言えない暖かな読後感をもたらしてくれるでしょう。
ぜひぜひこの世界に浸ってみてください。

★★★ Excellent!!!

読んでいて、これほどたくさんの色が思い浮かぶ小説、私は初めてでとても衝撃を受けました。

とにかく美しい。
情景も、心理すら色を伴って見えてくるほどの豊かな表現力。

文章全体を通して流れる穏やかで優しい空気が、林檎とかけた甘酸っぱい恋心をより鮮明に浮き立たせています。

ノスタルジックな雰囲気と映像美に酔いしれる。
素晴らしい物語です。

★★ Very Good!!

 ――ハロウィンの鏡
 
 ハロウィンの夜に林檎を食べながら鏡を見ると、将来の結婚相手が分かるお呪いのこと。

 そんな素敵なお呪いのお話を軸に、主人公が高校生時代に体験した甘酸っぱい恋のお話は始まります。大人になった彼女は、林檎の香りを嗅ぎながらどんな恋をするのでしょうか?
 素敵なラストにどうぞご注目ください。
 
 

★★★ Excellent!!!

主人公と性別が異なりますが、読んでいて切なくもなり苦しくもなり、キュンとするような話でした。

主人公の「私」の心理状態が容姿行動に描かれていて、すぐに視覚化でき、まるで映像作品を見ているかのような気持ちにさせられます。

高校の文化祭とは、まさに青春時代の薔薇色な時間でしたが、この作品を読むと、一度リセットボタンをおしてあのころに戻りたくなります。

青い果実。懐かしくもあり、それでいて純情な恋であり、直視できない素直になれないその後悔に似たモヤモヤしたモノを抱えながら・・・やがて熟されたリンゴは、夕焼けに染まる空の下で“その味”に気づくのでしょうか。

必読です。

★★★ Excellent!!!

高校時代の、大切に引き出しにしまっていた想い出。誰もがそんな切ない宝物を、密かに持っていると思います。この物語はその引き出しを久しぶりに開けた心を描いています。
スイーツって、ただ甘いだけじゃ物足りない。ほんの少し、酸っぱさをエッセンスとして混ぜるから甘さもより引き立ちます。恋も同じですよね。あまり酸っぱさの分量が多すぎると、スイーツじゃなくなってしまいます。

時は移ろいゆくも、想い出は色褪せない。そんな描写が行間から読み取れる、秀作です。

★★★ Excellent!!!

登場人物がみんな優しくて、読後感がとても気持ちのいい作品です。
ほのぼのなのに、ドキドキやはらはら、キュンキュンもあって、少ない文字数にも関わらず、とても満足できます。

そして、きちんと作り込まれた伏線と物語の展開、どれをとっても作者様の筆力の確かさを感じさせます。

是非読んで欲しい作品です。

★★★ Excellent!!!

甘いけれど切ない、高校生時代の恋。
優しい気持ちになれる物語でした。人によっては懐かしい気分になれるかもです!
ラストの彼の台詞なんて、スゴくおしゃれ……!
ハロウィンにおすすめの一作です♪

★★ Very Good!!

ハロウィンを題材にした恋物語。
短編として丁寧に作られており、女性視点ながら男性でも楽しめる作品です。
主人公の女性が赤面症で、共感できる方はさらに感情移入できるのではないでしょうか。
ハロウィン題材でありながら、カボチャではなくリンゴをモチーフとしているのも一風変わっていますね。
時節にあった作品なので、何を読むか迷っている方は、是非いま読まれることをお薦めします。

★★★ Excellent!!!

高校生の頃の淡い初恋。
読み進めるうちに主人公に感情移入し、ラストが近づくにつれキュンキュンと胸が高鳴ります。
柔らかな文体と映像を観るような美しい情景描写、最後のセリフにハートをズキューンと撃ち抜かれました。
読後、甘いスイーツの香りとパステルカラーに包まれたような幸福感に。
素敵なラブストーリー。

★★★ Excellent!!!

上手いな~と思ったのは最初に色を与えて、脳に映像を見せるように仕組ませている部分。
それが鮮やかになればなるほどに、カラーを鮮明にしてイメージを増幅させる作用を意図的にやっているのを感じました。

それはラストにおいてもそうです。

これは非常に勉強になりました。

★★★ Excellent!!!

淡い淡い恋ごころ、
伝えられなかった自分の想い、
何年も経っているのに色褪せない想い出。

これらを丁寧に煮詰めるとこの物語ができあがります。
香りづけしたこのジャムの匂いを吸い込んだ空は、
薔薇色の夕暮れになります。
その色は煮詰めたあの果実の皮の色と似ているかもしれない。

この作者さんならではの丁寧な描写で、
彼女のとまどいも手にとるよう。
お菓子は匂ってくるよう。
空の色、雲の流れも目に見えるよう。
ふたりのもどかしい距離感もせつなくなるくらい伝わります。

秋ならでは素敵なスイーツストーリー。
ほっこり甘めです。
秋の夕暮れに紅茶と一緒にいかがですか?

★★★ Excellent!!!

ヒロイン視点で描かれる様々な情緒あふれる色や景色は
絵画を見ているよう。
それがふんわり優しく全体を包んでくれる。

お菓子作りをきっかけに現れた閉じ込めていた想いは
ハロウィンのいたずらのように動き出す。

切なくて、甘くて
とても優しい気持ちになれました。


作者さまにしか出せないこの優しい雰囲気。
大好きです。

★★★ Excellent!!!

美しい情景でつづられたロマンチックなラブストーリーです。
高校の頃の彼との出会いと心残りが、時間を飛び越えて、今に続いている。
やっぱりあの鏡に映ったものは運命だったのかなと、この後の二人の幸せな将来を想像します。

ぜひみなさんにも、この読了後の幸せな気持ちを感じていただきたく、お薦めします。





――以下は、レビューというより個人的な感想です。
 鏡の伏線の回収を二人の未来に託すことで、幸せな予感と余韻を読者に抱かせるというふうに、すごく活きています。すごい。

★★★ Excellent!!!

甘い香りや、とってもカラフルな、ストーリー。いろんな場面に登場する色は、うちの頭の中の白黒画像を徐々にカラフルに明るいものにしてくれる。それは、まさにフルーツの盛り合わせ。でも、その味わいは、見ているだけでは、甘い香りでそそられる。まるで、恋の始まりのように。過去の、食べた経験が、すっぱさになり。それが合わさり、甘酸っぱいおいしい、恋になる。
 入院したときに、恋人が届けてくれるフルーツの盛り合わせは、味わいよりも、その心の色に、自分の顔を赤く染める。
夕焼け空を見上げ、ウチは思った。「いい~~」
そんな、暖かい物語。ウチは大好きです。
 

★★★ Excellent!!!

心のやわらかい部分をきゅうっとつかまれたような、とっても素敵な恋のお話でした。
高校生の恋愛って、最近はカップルとして成立することも昔より多いのかもしれませんが、主人公の女の子のように気持ちをうまく伝えられないまま、きちんとお話ができないまま、憧れで終わってしまう淡い恋もたくさんたくさんあると思うんです。
そういう恋の方が、大人になって思い返したときにも甘酸っぱくて切ない思いがよみがえってきたりします。
主人公はまさにそんな甘酸っぱくて切ない思い出をずっと胸の中にしまっていたのですが、”ハロウィン””りんご”という二つのきっかけが過去の想いを現在につなげていくのです。
そのきっかけの使い方がとってもお上手だなぁと思いながら、とても気持ちの良い読後の余韻を味わわせていただきました。

人物の名前が出てこないかわりに、主人公の飼っている犬と猫の名前だけがはっきりと出てきているという演出も心憎くく、最後のセリフで「くぅ~!」って唸っちゃいました!

★★★ Excellent!!!

ちょっぴり冷たい風が吹いて甘い匂いが流れて来ると「今年もハロウィンね」って思います。ハロウィンは、日本ではクリスマスやバレンタインほどメジャーじゃない後発イベント。特徴としては、ラブラブ度はそんなに高くないけれど、オシャレ度は結構高い感じ?

《閑話休題》

ハロウィンを舞台に現在と過去を交錯させて描くお洒落なラブストーリー。いつもながらの丁寧で爽やかな情景描写は流石ですね。しかも、今回はお菓子作りの描写を丁寧にクローズアップされたのもgoodです。どうりで匂うはずだわ。リンゴの甘い匂い❤

思わず声が出ました――「スゴイ!」って。

ハッピーエンドになりそうなのは想像がついて、ラストを思い浮かべてにやけながら読んでいる自分に気づきました(笑)個人的に短編の恋愛物は爽やかなハッピーエンドが好きです。

本作は、お洒落な雰囲気とリンゴの甘い香りとちょっぴり冷たい木枯らしが感じられました。まとりくれあさんの筆力のなせる業ですね。

おかげ様で、主人公に感情移入しながら読むことができました。
ありがとうございます☆彡

★★★ Excellent!!!

高校時代の文化祭、ハロウィン、懐かしいなぁなんて読みながら思い返していました。
この作品には心の琴線に触れる何かがあると思います。

お菓子やラジオの流れる声。
とても丁寧な情景描写から一場面一場面がとてもリアルに想像できて、目の前に自然と映像が浮かんできます。
主要人物の名前が出てこないのがまた素晴らしい。
ハッピーエンドが想像できて、読み終わった後に自然と微笑んでいるような、そんな素敵な作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

柔らかな地の文と情景描写が作品に優しさを与えていたと思います。
もう一つの作品にも書きましたが、お菓子の描写をはじめ、細部の描きこみが作品をたいへん豊かに、味わい深いものにしていました。
冒頭、から中盤、ラストにかけてペットの犬と猫がとてもお上手に使われていて、ほっこりとします。
素直に良かったねと言ってあげたくなる作品でした。

★★★ Excellent!!!

全然甘さ極少じゃないです!
ベタ甘じゃない、すっきりとした甘みです

恥ずかしがり屋の主人公のモノローグがひらがななのが、とても効果的で、褒めてる意味で言いますけど「あざと可愛い」!!

終盤、4,5行の文の連なりが数文字ずつ長くなっていくのを繰り返すのも視覚的にとてもイイ!

ごちそうさまでした

★★★ Excellent!!!

鮮やかな色と、美味しいお菓子と、切ない思い出。
私はこういうハロウィンの方が好きです。
それに、きっと、誰でもこういう相手がいるんじゃないかなと。
もちろん、私にもいます(^^)

★★★ Excellent!!!

物語は甘酸っぱい思い出を回想する主人公の「今」を描写して展開していきます。
甘酸っぱい思い出……と言っても、主人公は未だその思いに囚われていたのでしょうか、新たな一歩が踏み出せないでいるようでした。
周囲が変わっていく中で、どこか「紅玉」の様な甘酸っぱい思い出にしがみ付いている主人公の描写は、きっと誰もが何度かは経験した事のある物ではないでしょうか?
しかし永遠に止まり続ける時間などありません。主人公にも過去を過去として受け止めさせてくれる出会いが訪れるのです。

話中にはリンゴを使ったジャムやお菓子の描写があったので、テーマ的には「甘酸っぱい」なのかと思ってしまいました。
また全体的に世代を問わない作風となっており、ずーっと昔に感じた懐かしい思いを彷彿とさせてくれました。
特に車内に流れる「FM」描写ですが、今でこそDJが賑やかなFM番組も、一昔前は結構しんみりと、そして淡々とした物だったのです。それは夜中のドライブ等にピッタリとマッチしており今では懐かしい物となっていますが、この作品でその事を思い返す事が出来ました。

作者様独自の優しく微笑ましい、どこかノスタルジックな作品をお楽しみください。