この作品は「言葉」を題材としているんですが……それにふさわしい文章力。風景描写が美しく、感情表現は繊細で、戦闘場面は迫力満点。小説という「言葉で作られた作品」で、あえて「言葉」をテーマにする。こ…続きを読む
最初は中世を舞台にしたモダンファンタジーかスチームパンクかなといったところですが、読み進めていくとかなり深く踏み込んだ哲学書のような印象に変わっていきます。筆者の言葉と人間の存在に関する深い洞察が…続きを読む
現在、7 - 2 『完全言語』まで読ませていただきました。人類が絶滅に貧した世界。その中でどうにか社会を成り立たせるために造られたゴーレム。人によって造られたゴーレムだが、そこに至るまでの経緯と理…続きを読む
この作品は、京極夏彦にとってのルー・ガルーであり、宮崎駿にとってのナウシカであり、押井守にとってのケルベロスであります。この筆者は今後、より洗練された作品を書いていくことでしょう。そしてきっと、…続きを読む
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