海を見据える

作者 桜雪

狂おしいほどの海への想い

  • ★★ Very Good!!

海に特別な思いを持っている私としては、重ねられる言葉にどんどん呼吸が苦しくなるようでした。
深く深く海に引き込まれ、たどりついた海底に縛られて、ゆらゆらと光る水面を見上げているような。
うまく世の中を泳ぐことのできない彼は、故郷の海でもう一度、美しい水面に顔を出して、青空を見上げることができるんでしょうか。

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★★★ Excellent!!!

海が持つ色々な色。同じく海沿いで暮らす私も、日々目にしてきた。
しかし夜の海の黒色は怖い。夜、少し歩いて砂浜に花火をしに行っても、私一人だけが底知れぬ怖さに震えていた。遠くに光る明かりを感じながらも… 続きを読む

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