第124話 ビジネスパートナー
活版印刷の試作品の制作を職人に命じてから数日後、硫黄入手の為の策を練ったアラタは上司である宰相ルーカスの許可を得る為に彼の執務室を訪ねていた。エーリッヒは別件で席を外しているようで不在だった。
「それでレオーネ殿、話とは?通常の業務連絡と違うのは何となく予想できるが」
ルーカスを始めとした事務官達は最近付き合いが長くなったアラタが、また無茶振りをしに来たか厄介な仕事を持ち込みに来たかと身構える。彼等もアラタの持ち込んだ麻紙や虫眼鏡といった地球の知識や技術には多くの恩恵を受けていたが、同時に毎日が勉強に等しかったので、忙しさに拍車をかける男の来訪は、内心では『面倒くさい人が来た』と歓迎していなかった。
「ご明察恐れ入ります。実は最近サピンから途絶えた鉱物資源の入手をもう一度再開するために、ホランドと交渉を持ちたいと考えています。宰相殿にはそれについての意見を拝聴したいとご相談に伺いました」
「――確かにホランドとサピンが戦になってから金や銅の輸入も滞るようになりましたな。以前は我々ドナウとサピンは仲が悪くとも商人の取引までは禁止してはいなかった。
だが今やサピン全土はホランドの占領下になりそれも途絶え、治安悪化から人の交流も断たれた。君はそれを再開したいと?」
ルーカスはアラタの提案に反対する気配は無いものの、少々難しい顔をして思案する。彼もホランドとの戦で安価な鉱山資源が途絶えたのは止むを得ないと納得していたが、出来れば今まで通り仕入れたいとも思っていた。
だがそうなると現在サピン全土を支配下に置いているホランドに通行や取引の伺いを立てておかねばならない。ホランド側も一度剣を交えたドナウ相手に、それを素直に認めるとは思えないので、アラタの考えは見通しが甘いと言わざるを得ない。
「難しいのは重々承知していますが、今後の事を考えると物入りになりますし、私としてもホランドから輸入するのは危うい所がありますが、この近辺ではホランドでしかアレは手に入りません。遠方の国から取り寄せる事も考えましたが、どちらにしても売ってくれる保証はありませんし、機密を考えると入手先は絞るべきかと。
念の為に以前のサピンとの取引同様、金や銅も並行して輸入しつつ欺瞞情報も幾らか流しますので、交渉だけでもしてみては如何でしょう」
「ふむ、貴方の言葉も一理ありますが、ホランドにも利が無ければ納得するとは思えませんが。
―――そういえばユリウス王子が王太子に任ぜられたので、ドナウから祝辞を贈る大使を派遣する予定なのは知っているね?まだ人選は決定していないので、君自身が大使として直接ホランドで交渉に当たるというなら止めはしない」
ルーカスの提案にアラタは思いを巡らす。正式にホランドがユリウスを王太子に擁立して数か月経っており、幾つかの国は祝いの言葉を送っていたが、ドナウはまだ人選すら決まっていない。元より友好的な国でもないし、ユゴスへの併合要求に対して否定的でもあるので意図的に祝辞を遅らせていたが、不戦協定を結んだ手前無視するわけにもいかないので、そろそろ人を送らねばとは考えていた。ただ、幾ら最低限の祝辞でも、あまり地位の低い者を送るのは礼を失するので人選は慎重に進めていた。
そこに丁度良いとばかりにアラタが話を持って来たので、ついでにホランドに行ってもらおうとルーカスは提案する。アラタ自身はドナウ人ではないが、現国王の娘婿に当たるので、そう不足では無い。
「―――まあ私が言い出しっぺですから、やらざるを得ませんか。ついでにホランド本国で情報収集と攪乱もしていけば、仮に交渉が決裂しても全くの無駄には成りませんので。
出立は来月にある身内の婚儀を見届けてからにお願いします」
以前の戦場のど真ん中での暗躍に比べれば、祝い客として赴く今回の方が格段に安全な事もあって、ルーカスはアラタを外国に送り出す事には賛成出来る。その間は諜報部の負担が増えるのは困るが、副長を務めている自分の息子をもう少し鍛える為にも丁度良い仕事だと納得していた。一国の宰相ともなると息子への要求も相応のものになるようで、いずれは自分の地位ないし領地を任せようと隙あらば鍛えるつもりなのだろう。
そして来月の身内の婚儀と言うのは、ヴィルヘルムとソフィーの婚儀の事だ。義理の兄弟かつ部下の婚儀に参列しないのは、人としても組織人としても失点でもあるし、純粋に彼を祝いたいという想いもある。例えヴィルヘルム自身がアラタに対抗意識を持っていてもそれは変わらない。
どの道旅の準備に時間が掛かる事もあり、すぐにホランドに向かうわけでは無いので、その間に仕事や講義の調整も済ませておいて欲しいとだけ頼まれ、お互いに実のある話が出来た事に満足し、その日は気持ちよく業務に従事出来たが、諜報部の面々は長の不在で仕事の能率が下がる事に悲鳴を上げていた。特に副長のクリスは代わりに全員の仕事の差配を任されるので、毎日胃の痛む思いで執務室に出勤せねばならず、父親のルーカスから見れば情けない顔をして嘆いていた。
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数日後、ホランドへの手土産の仕入れの為にアラタは開拓村へとやって来ていた。今回はリトとガートが村長をしているジャスティの顔を見たいとの事で一緒に付いて来る。
「そういえば二人はあれからジャスティ村長には会っているのか?」
「いえ、私はあれから一度も。私は基本王都を離れることはありませんから」
リトは首を横に振って否定の意を示す。彼は貧民街の代表でもあり、ここ最近は新しく流入してくるサピン人の難民と元から居る住民との折衝に追われて、あまり長く街を空けられない。ガートも彼の傍を離れる事は少なく、言葉に出さずとも否定した。
村と外を分ける外壁をくぐると、アラタの顔を見た村人たちが次々と集まって来て話しかけてくる。一番多かったのが子供が生まれたので名前を付けて欲しいと、赤子を見せに来る夫婦だった。
「毎度思うが、この国の慣習では父親ないし祖父が名付けるものだろう。それを俺で良いのか?」
息子のオイゲンの名も義父のカリウスが名付けた手前、全くの他人である自分が彼等の大事な子供の名を考えるのはどうにも負い目がある。だが、そんな遠慮も彼等には効果が無く、この村の庇護者に名付けてもらえるなら子供も幸せだと笑顔で答えられては、受けざるを得ない。
中にはアラタの故郷にちなんだ名を付けて欲しいと注文をする夫婦も居たので、男の子には崩した日本やイタリアの地名を、女の子には花の名前を送ると大変喜ばれたので、まあ悪い気はしなかった。
「大人気ですねレオーネ殿。私の方にも声を掛けてくれる人は多いですが、貴方ほど慕われていないようです」
長年貧民街で代表を務めているリトにも元の住人だった者が声を掛けているようだが、どうにも温度差があるように見える。彼等からすればリトは力が物を言う街の支配者であり、力を以て君臨する恐怖の対象でしかない。それは雑多な貧民街を統治する上では当然の支配方法だったが、喜んで受け入れるような法でもなかった。
それに比べ、初期では糞便に塗れながら共に汗を流し、定期的にやって来ては悩みや要望を聞いて心を砕いてくれる上位者とではどうしても慕う想いに違いが出てくるのだろう。
一通り人だかりを捌いたアラタ達はジャスティに挨拶する為に村長宅へと向かう。三人の姿を見たジャスティは、快く中へ招き入れて妻に茶を出してほしいと頼んだ。
「久しぶりじゃないかリト、それにガートも。お前達は全然変わっていないな」
「そういうジャスティは少し太ったんじゃないのか?奥さん貰って丸くなったのかい?」
リトとジャスティは互いに抱き合い、互いの壮健を喜び合う。率直に太ったのではと言われると身に覚えはあったので、彼はそのまま苦笑していた。実際、ジャスティは貧民街にいた頃より少し恰幅が良くなっている。そして表情も随分穏やかだ。聞けば奥方に子供が出来たようで、半年後には父親になるのだそうだ。
「人生ってのは先が見えないもんさ。今までの切った張ったの生活からこうして嫁さん貰って子供もこさえるんだからな」
悪くは無いがな、と現状を程よく受け入れているのが見て取れる。それから奥方がお茶を淹れて来たので一時談笑を中断し、茶に口を付ける。
改めて話を再開すると、特別な用事があるのかとジャスティが三人―――主にアラタとリトに尋ねる。アラタの方は代官の仕事と、今度ホランドに行くので手土産を取りに来たと語ると、幾つか思い当たる品があった。
「硝石丘も一部は稼働しているから家は順調だな。ただ、最近ひっきりなしにホランド人がここを訪ねて来るんだよ。あいつらこの村がアンタの紐付きだって知って、色々と探りを入れている。酒を買いに来る奴ならまだマシだが、中には無理矢理工房に入り込もうとして、始末された奴も居たぜ。この村の何割かはホランドに国を滅ぼされた奴等だから、遠慮なんてしないから捕まった奴はご愁傷様って奴だ」
ジャスティは先にこの村で問題になった事を代官のアラタに伝える。こういった報告は出来るだけ早くしておいた方が面倒が少ない。
「何を作っているか露見していないなら問題無い、引き続き村の運営と警護を頼む。アブサンや砂糖もあるだけ手土産にするから、用意しておいてくれ。それと新作の鎮痛薬や傷薬など諸々な」
取り敢えずアラタの用件は済み、後は住民達の意見を聞いて回るのと溜まっている事務仕事ぐらいだったので、そちらを片付けると三人に伝え、後は三人で親交を暖めてくれと言い残して家を出た。
アラタは言葉通り事務処理をしつつ、時折顔を覗かせる村人の悩みや要望を聞き、その場で解決出来そうな悩みならば答え、費用の掛かりそうな懸案ならば優先順位を決めて取り掛かるとだけ伝えて安請け合いは避ける。
現状は実生活に困っている事は少ないのだが、一つ要望が多かったのが神官が一人も居ない事だった。この開拓村は立ち上げてから日も浅く、移住した者の大半は喰い詰め者ばかりだったので神官は同行していない。結婚や葬儀も村の人間が見よう見まねで行っており、祭事を取り仕切る人間が一人で良いから居て欲しいと、多くの者から嘆願を寄せられていた。
神を嫌うアラタは内心そのまま無しでも良いじゃないかと否定的だったが、個人的感情を彼等に押し付ける訳にはいかなかったので、王都に戻ってから知り合いに聞いてみるとだけ答えて棚上げした。
(人間は一体何時になったら神を手放せるのか。《神は死んだ》なんてニーチェは嘯くが、今もどこかで元気に人を弄んでるよ)
(大尉の宗教観はこの際置いておきますが、この村の住民の要望も無視して良い問題ではありません。彼等の精神の根底に根付いた価値観を蔑ろにするのは不信感を助長します。そうなってはサボタージュや内通などの背信行為を行う可能性が高くなりますので、一人でも派遣する事を薦めます)
厄介な問題を抱えて現実逃避したかったが、管制人格がそれを許してくれず、好色神官長に頭を下げて神官を派遣してもらった場合の対価を考えて、放置する方が問題が大きくなると認め、戻ったら正式に神官の派遣を要請する事となる。
日が落ちるまで精力的に書類を片付けたアラタは用意された家屋でボケッとしていた。以前は事務処理にも数日掛かりだったが、最近になって村の事務員も慣れてきたようで、アラタの負担も大分緩和されていた。
おかげで日暮れ前には粗方書類は片付き、村人の宴会に付き合った後は一人で寛いでいる。今日はエリィも連れていないし、護衛のユリアン達にもそれぞれ休息を取らせていた。家族が傍に居ないと少し寂しさを感じるが、昔と比較すれば自身の周りは随分と賑やかになったものだと感傷に浸る。
そんな穏やかな日常がずっと続いてほしいと、ぼんやり考えていると不意に扉を叩く音で意識を外部へと戻す。扉を開けると、そこには酒瓶を手に持ったリトが佇んでいた。
「遅くにすみません、少し話がしたかったもので」
軽く頭を下げて謝罪するが、アラタは特に気にしていないと言って中に招き入れる。
「それで話とは?わざわざ訪ねて来るとなると、重要な件だろうけど」
相変わらずせっかちな人だとリトは苦笑するが、わざと遠回りさせるような物言いで相手を煙に巻く理由も無かったので、簡潔なやりとりは望む所だった。
いつになく真剣な面持ちのリトを、アラタは真正面から見据える。照明用の獣脂にドナウ人ではない二人の男が照らされる。
「ドナウと貴方がホランドを攻め滅ぼす為にプラニアのフィリップ家やサピンの王族を囲っているのは私も知っています。我が故郷リトニアを救うために、そこに私も加えて頂きたい」
「―――それは貴方が自らを王族だと名乗り出る事を覚悟したと受け止めてよろしいのか?」
リトの見せる悲壮なまでの覚悟を目にしたアラタは装いを正す。彼の出自は以前から知っていたが、本人が名乗り出ない以上はただのリトとして扱っていた。だがそれは今夜で終わりらしい。
「まだ王族だとは申し上げていないのですが、今更隠しても仕方が無いという事ですか。相変わらず貴方は優秀な耳をお持ちで。
確かに私はリトニア王家の最後の生き残り、本来の名をリドヴォルフ=ラインラントと言います。母は側室ですらない平民の使用人でしたが、私には確かにリトニア最後の王の血が流れています」
苦笑しながら上司の情報収集能力に寒気すら覚えるが、名乗り出ない自分に気を遣ってくれていたのには感謝していた。特にリトニアの民には陰ながら支援していたが、肝心の旗印になりそうな人間を探さなかったのは、今日を見越しての動きなのだろう。
仕事だから恨まないでくれよ、とアラタは飄々としていたが、内心は王族だというのは失言だったと自身の軽率さを反省した。
「貴方の言を疑う気は無いが、俺以外のお歴々方を納得させるには確かな証拠が欲しいのだが、何か王家の証となりそうなものは所有しているので?」
「では、この指輪を預けましょう。リトニア王家の印の入った指輪です、これなら信じて頂けます」
そう言うとリトは首に掛けてある紐を外し、そこから金の指輪を抜き取る。それを受け取ったアラタは照明に近づけてじっと観察する。指輪の印には麦の穂と鎌が刻まれている。この印は西方一の大穀倉地帯であるリトニア王家の印に他ならなかった。
リトにとっては命と同等の価値を持つ指輪だったが、それを目の前の男に預ける事には一片の不安も沸き上がってこない。彼がこれを間違った用途で利用しないという確信があったからだ。アラタ=レオーネという男に無駄に二年も配下としてこき使われていたわけではない。
「貴方の出自は理解した。だが、この指輪は返却しよう。
時が来れば、その指輪を持って貴方自身が陛下の前に立つと良い。その御膳立ては俺がする。それまでは今まで通り、部下として扱うのは許容してくれ」
アラタの手より返された指輪を握りしめ頷く。秘密を知っていてなお王族に汚れ仕事をさせているのだから、今更本来の身分を明かした所で動じないのは予想していた。そして、今まで通り仕事を任せられるのも予想の範疇だった。
「現状私でないと貧民街は纏まりませんからね、ですが早めに後任を見つけるのをお薦めします。でなければ街は兎も角、情報収集はこれ以上続けられませんよ」
「それは追々決めておくよ。だが、貴方以上の適任者を探すとなると骨が折れる。王に返り咲いた後もあそこで仕事をしてくれとは言えないしな」
二人は笑い合い、アラタはリトから受け取った酒を二つの杯へ注ぎ、一つを手渡す。並々と注がれた果実酒を二人は一気に飲み干すと、ニヤリと唇を吊り上げる。
王族に生まれたがホランドに命以外の全てを奪われ、貧民にまで身をやつしたリトだったが、得体のしれない平民から一気に王家の一員に駆け上がったアラタには悪感情を抱いてなどいない。寧ろ学ぶべき所の多い青年だと、配下となった事に満足すらしていた。何よりドナウに彼が居なければ、自身はまたホランドに住処を焼かれていたかも知れないのだ。それを防いだ一翼を担う男を嫌いはしない。
そしてアラタもリトの事を信頼している。十数年前も他国で貧民に身をやつしながらも街の支配者として君臨し、なおかつ祖国への思いを風化させない頑強な精神。混濁合わせた手段を容認できる現実的な判断力、傀儡どころか今後のドナウにとって頼りになる王となれそうな男に惜しみない誠意を示したいと考えていた。
酒が進むとリトが身の上話をし始める。
「私は王の子でしたが、母は何の後ろ盾も無い平民でしたので、政治闘争の犠牲になるのを憂慮した父が早々に家臣の一人に養子入りさせました。姓が王家と違うのはその為です。
平民の女との子でしたが父は私の事を愛してくれていましたよ。上には兄が何人も居たので王位には程遠かったわけですが、特に不自由なく育てられ、そのままラインラント家の当主として生きるつもりだったのですが、それもホランドの所為で台無しになってしまいました」
怒り、悲しみ、喪失感、懐郷心を混ぜ合わせた悲痛な感情がリトの顔を覆う。彼はたった一人滅びゆく故郷をただ見ているしか無かった。あまつさえ王族でありながら自らの民がホランドに蹂躙され続けるのを見捨て続けたという自己の罪悪感に苛まれ続けた。その後悔がいつまでも心の奥底に燻り続け、今なお衰える事は無い。
だが、それももうすぐ終わる。他者から差し出された物ではあるが、贖罪の機会を得る事が出来た以上は残りの人生全てをホランドから解放した故郷リトニアの民の為に使い続けるつもりだった。
「ドナウとしても俺個人としてもホランドは殲滅対象だ。支援は惜しまないし、その後もリトニアとは良いお付き合いを続けていきたいと思っているよ。ただ、そうなったら今までのような言動では不遜かな?」
冗談めかしたアラタの言葉にリトは苦笑するが否定はしなかった。二人は互いを友人だとは見ておらず、あくまで仕事上の付き合いだと割り切っていたが、特別仲は悪くない。近い将来リトがリトニアを解放し、王座に就いた場合は一国の王と他国の家臣に立場が変わるが、疎遠になっても険悪にはならないだろうと予想していた。
必要以上に慣れ合わず、お互いの利益が確保される間は程良い関係が続けられる。しかし出来る事なら長く良い関係を続けていきたいと、適度な信頼関係の二人の心は一致していた。
こうしてドナウ人では無い二人はドナウの明るい未来を話し合いながら、酒が無くなるまで杯を交わし合っていた。
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