I know the world of darkness

作者 冒険好きな靴

10

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★★★ Excellent!!!

一般的には、ダークとか、グロとかに分類される短編集。だけど、個人的には、こういう小説は好きです。

ここで表現されていることも、確実に人間の一部だし、それらに光を当てて表現することは、大切なことだと思う。

ここまで、ダークに突き抜けると、それはそれで美しい、と感じます。

★★★ Excellent!!!

スーサイドの語り口。酒を飲んであっけらかんと語っているものの、内容そのものはひどく重たい。そして冷たい。
ぐいぐい引き込まれていく世界観、狂気に呑み込まれてしまう。
僕は、いや、人間は誰しも黒い部分をもっている。その黒い部分を誘発しかねないこの作品は危険なニオイしかしない。
スーサイドの他にカニバリズム、スレイブ、トーチャー、ネクロフィリア。
身悶えしました。まるで自分の爪が、指が……。これ以上はレビューなので書きません。
しかしその狂気とも思われる恐怖に食い入るように、パソコンの画面にくらいついている自分。もう虜になっている。
はたして今日は、明日は寝られるだろうか。恐怖にあてられて寝付けないかもしれない……。

★★★ Excellent!!!

一話一話が、濃いです。とても。

でも、とても考えさせられます。

ファイソロファー、スーサイド、サブスタンス・デペンデント、ミリタリズム、シーカーにはとても共感しました。

とくにファイソロファーとミリタリズムは、あ、同じこと考えてる人がいる♪と同士を見つけた気分です。

一方、全然私にはわからないなぁと思った話や、発想や展開に驚いた話もあります。

きっと、読む人の価値観を揺さぶってくる。
そして問いかけてくる。
そんな作品です。

万人にはオススメはできないし、とくに精神的に不安定になってる人は見ない方がいいものもあるけど。
でも、見て欲しい。