EP2/機体他パイロット情報。

◆レーヴァン・アート

 FrameType:ヨブ(?)

 Body:ノーマーク/旧ガーベラボディパーツ

 Leg:松芭蕉/ユイガ

 L/arm:1.松芭蕉/双牙:ブレード

     2.ベーカリー/B二式子機:索敵SENT

 R/arm:1.松芭蕉/双牙:ブレード

     2.キクラゲ/アカクラゲ:散弾銃

 外部特殊P:繭布型外套【鴉羽】

 全体傾向:軽量型、空中戦優位の高速戦タイプ

 

 全体的に大幅な改造を施しているが、実は夜鳥羽保安隊が使うガーベラシリーズの内の一機。ちょっとした事情でルルから拝借したものであり、ルル曰く「持ってくのは構わないがガーベラだと公表したら殺す」(意訳)と(保安隊の機体からアンカーが出たとなれば保安隊の沽券に関わるどころの話じゃねえ)宣言されているため全力で魔改造を行った。そもそもブラックも全力で見た目変える気だったのでオールオッケー。

 繭布型外套と名づいているとはいえ、その下には改造済みの翼型ブースターがついていたりする。

 全力を出す必要がないようにと極力リミッターを切らないために、あえてぬるくニュートラルな調整を施している。尖る性能は失われるが安定性が高く、その気になれば何でもできるというガーベラシリーズの強みを継承している。

 選定に選定を重ねたブースターやその他のパーツによる恩恵により、スクエアを利用した空中戦もこなせるという対ゴースト兵器と化した。半面、対人戦やタイマン戦、対アセン戦では劣るという夜鳥羽のアセンブルらしい弱点を持つ。

 

 尚、レーヴァン=コアは肉体を持たない特性を持ち常にブラックと共にいるというわけではない。これはブラック自身が公私混同させた生活が限りなく不可能に近いというパイロットのための配慮であり、レーヴァン=コアは基本的にパイロットとも接触は最低限にとどめている。

 感情らしい感情はなく、ただただ殺すための人格であるコアは時に主を助け、主を追い込むこともある。あえて主に同調しないのは、主が常に狂気状態に陥っているからこそのものだろう。


◆無銘

 FrameType:不明

 Body:ノーマーク/識別不能

 Leg:ノーマーク/識別不能

 L/arm:1.ノーマーク/彼岸:質量ブレード

     2.ベーカリー/B二式子機:索敵SENT

 R/arm:1.リボルト/コレット:ハンドガン

     2.アルセドナ/風討ち:ライフル

 外部特殊P:繭布型外套【白蛾】

 全体傾向:バランス型、あらゆる状況に対応可なスタンダードタイプ。


 無名と全く同じデータを持つ機体。そのスタンダードな性能から乗り手によっていかようにもなるため、必然的に天才的な才能を要求してくる少し欲張りな機体。器用貧乏ともいう。

 実を言えば最初はサブアセンを無銘にする気ではなかったのだが、心象の変化があったのか未練があったのか、ちょうどいい時期に最も完成度が高いと称される最旧型OSとその基盤を手に入れることができたのと、大型ゴースト討伐の報酬が手元に入ったことによりウェルテクスの技術班どころかギルド:ファウナ(ギルド連合内でも頭一つ抜きんでた技術屋集団)も手を上げなんかもう深夜のテンションかというほどの勢いとノリで組み上がったのがこの無銘である。

 変人だが技術的な意味での変態が結集したおかげで、その奇跡的な性能だけを考えれば最高クラスのアセンである。

 その弱点といえば、パイロットがその性能を万全に引き出してしまった場合パイロットが耐えきれずに死ぬということか。この性能を再現するためにブラック自身も相当苦労したようで、設計に関してはオーナーも手を貸している。

 かつての無名ならば契約を交わしていたため特殊能力も発動できたが、無銘は模倣品のためそれはできない。あくまでも無銘はただのアセンであり、出来損ないによって作り上げられた奇跡的な最高傑作に過ぎない。


◇ブラック・モア ランク『-』(ゼロ/序列:なし)

 旧名・ゼロ

 最狂。ないし、一において最強を意味する「零」の称号を持つといわれている傭兵。その破綻しきった性格は普段こそどこか抜けのある青年だが、いざという時は自身でさえも理解不能な思考回路で「最善」を選ぼうとなりふり構わず突っ走るという理解しようとすればしようとするほど不可解極まりないアンカー。

 その根底には異様なまでの自己評価の低さが爆弾として凝り固まっており、常に「悪であろう」とし常に「狂人」であろうとする、自己嫌悪の人格と殴り合っている状態。慢性的な鬱を患っているようなものでありていに言えばテンションの落差が常に天と地を乱高下している。

 つまるところ明るいメンヘラ、ほっとくと勝手に死んでるタイプ。

 元々戦闘機のパイロットだったことがあり結構なスピード狂、その気になれば低空飛行で超加速飛行だってしてしまう。おかげさまでレーヴァン・アートがとち狂ったほどのスピード仕様、無銘も同じくバランス型とはいえスピード傾向が強い。


 対価は不明だが、恩恵としてレーヴァン・アート搭乗時にスクエア(本人は区別の為にスフィアと呼ぶ)を自在に発生させる制御権を握っている。

 尚、身体が衰弱していく謎の症状を受けているがこれはそもそも彼の身体が本来はかなり脆弱であり、加えてアセン乗りとしての活動限界が近い証でもある。


 オーナーに対しては相当な信頼を置いているようで、その関係はさながら叔父と孫。ルルとは大陸で散々競い合った相手らしく、一足先に夜鳥羽に落ち延びたルルに対して若干癪に障る部分があるものの、昔を知る人物として信用している。


 その過去には謎が多く、不明瞭な部分が多々あり彼の人物像に関しては多くの解釈が枝分かれするほどのもの。大陸の戦火にてその名を呼ばれることは決してなく、記録にはただ「鬼」と称されることがほとんど。

 ただ確かなのは、彼は戦いの中で一度精神を摺り切り精神崩壊を起こしたという事実。最善ではなく最悪を選んだという過失。彼はかつて主人公だったのかもしれない、けれども最後に失敗を冒し舞台を去った。

 約束事にはじき出された人間は、死ぬまでさまようことしかできないのかもしれない。

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