EP0/機体他パイロット情報。

 レヴィア・スカル

 FrameType:ヨブ

 Body:アルセドナ/グヨーグ

 Leg:グルト/ボーン

 L/arm:1.ノーマーク/スカルレイピア:ブレード

     2.ベーカリー/A三式子機:索敵SENT

 R/arm:1.リボルト/シャトー:実弾ライフル

     2.松芭蕉/卯の花:凍結弾装填可キャノン

 全体傾向:軽量型、海域戦闘中心汎用型アセン 


 旧遺産アセンブル、ヨブ・シリーズの内の一機。

 黒いフレームと全体的になだらかな流線形を描く装甲はとにかく軽量であり、速度を重視したスピード極振りの機体。

 まるで骨のように繊細ながらも複雑なフレームは見た目よりも遥かに強度が高く、装甲がまるでない殆どフレームとエンジンのみといった状態になっても運用が可能という化け物級の耐久性を持つ。

 本来、海中、海上での戦闘を想定し設計されたものであり、一撃離脱を主に置くバトルスタイル。

 海での戦闘のみを想定しているため飛行するための滞空機能は殆どなく、スクエアを移動し疑似的に空中戦を行うというのはパイロットの技量と起点、そして適応が出来ていてこそできる技である。

 それらの性質上、このアセンの強さは「海の下からの強襲」または「潜入破壊」である。

 このアセンは装甲や武装の殆どを装着できるため、状況によって適した形に変化することができる汎用型……のように見えて扱いの難しい機体であり、全体的に細い、骨と名が付くように機体自体の重量はそうでもなく、バランスをとることも中々難しい。精神と直結を行うアンカーにしか扱えないといっても過言ではない。


 他のアセンも同じことが言えるが、このアセンは急激な温度変化、特に寒さに弱く冬場は使うことができない。そもそも冬場は殆どのアセンが戦闘行動が不能になるため問題はないといえばないのだが。

(冬場にはゴーストも活動が減る傾向があり、そもそも冬は夜鳥羽の海が凍るので出てこれないのではという説もある)

 

 大きさは10m程度、アセンとしては小ぶり。

 重量や出力は搭載する武装の状況によって変化する。


 ……ちなみに、このアセンを宇宙で運用するととんでもないことになるのだが本人に知る術はない。

             >無重力下での実弾は止まらねえっつってんだろォ!!

 


 パイロット・マーセ ギルド/ウェルテクス ランク19

 旧名・黒田弥平。

 傭兵になった当初は十七歳であり、ちょっといろいろ起こりすぎてノイローゼ一歩手前の状態で仕事をこなしていた。

 軽度の拒食症と軽度味覚障碍(味は分かるが美味しいとも不味いとも感じない)を抱えながら海上の護衛や運搬を主にこなす若い傭兵。後に戦鬼が如く凄まじい戦果を叩き出すことになるが、それは未来の話。

 アンカーとなったことで表情がまったく顔に出ず、声の抑揚も人よりかなり控えめである。

 人としての権利をすべて剥奪された経験を持つが、現在傭兵マーセとして粗方の人権は取り戻している。

 その場にあるもので状況をなんとかする。アイデア性に特に長けゴーストを相手取る戦いでは特にとんでもない動きをする。

 

 表情を失ったとはいえ感情豊かであることは変わりなく、話してみれば気さくで情のあるいいやつではある。……だがそんな内面とは裏腹に傭兵としては冷徹に判断を下し、いざとなれば切り捨てることも躊躇わない。

 その潔さから、彼を使おうとする依頼は絶えずやってくる。

 専属契約はまだ行っていないが、風の噂ではアルセドナ社と契約するのでは? と言われている。

 友好関係が広く、不快感を与える言動が少ないため比較的彼と特別敵対するものは少ない。

 

 好きなことは紙媒体の本を読むこと、料理(作る専門)、夜の散歩。

 苦手なことは寝ること、時間超過してしまうこと、怒ること。


*実情。

 実際の話、彼はある種の虐待を受けて育ったごく一般的な市民である。

 既に一般化されたクローニング技術によって再度生みなおしされたのが彼であり、本来の黒田弥平は既に死亡している。

 クローニング技術によって再度同じ名を与えられ育った子供は夜鳥羽のみならず他大陸でも普遍的に存在し、それなりに人が死ぬ環境であり現在のアースの中でもこれらは受け入れられているが、それと同時クローニングされた子供に対する虐待は問題視されつつある。

 それが社会的問題になる以前に起きたのがこの出来事だったことに加えアンカーに対する人権剥奪処理が重なり時代まさしく大殺界、この世は地獄である。

 ただその世界が彼にとっての世界だったため違和感を覚えることしかできず、明確な悲鳴も上げられず、辛うじて父親による例外的な処置のおかげで運よく助かったに過ぎない。

 受けてきた虐待行為をそうだと受け容れるに段階が必要だったため、しばらく研究セクターの研究者から調査という名目のカウンセリングを受けていた。

 

 のちのち彼は名無しの傭兵からゼルトナへと名を変え、傭兵としては強く、人間としては悪評高き絶対零度アブソリュート・ゼロとして名を上げていく。ちなみに命名された理由が"鬼! 悪魔!! 人間としての体温さえないんじゃねえかオメー!!この凍血野郎!!"と怒鳴られたことから。

 当人はいたって楽しげである。

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